先日購入したスミスの2016 NEWトラウトルアーのファースト・インプレッション?です。

新製品の紹介として以前投稿したことがありますが、
今回はサイズ比較など、実物を使っての紹介です。

関連記事:スミス 「D-コンセプト48MD」 スプーン「D-Sライン」 新発売



▼スミス 2016 NEW トラウトルアー
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上から
・スミス ドロップダイヤ
・スミス D-Sライン
・スミス D-コンセプト 48MD



まずは、ヘビーシンキングのミディアムディープダイバー。

■スミス D-コンセプト 48MD
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平本仁開発。

“Depth”深さ、“Direction”演出、“Distance”飛距離。

3つの「D」をコンセプトにつくり込んだ、
Dシリーズ初のヘビーシンキング・ミディアム・ディープ。

サイズ:48mm
ウェイト:5g
タイプ:ヘビーシンキング ミディアムディープ
フック:D-コンタクトフック #12
価格:1,700円 

メーカー製品ページはこちら



▼サイズ比較
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Dコンタクト50と、Dダイレクトとの比較。

48mmとある通り、長さはDコンより若干小さい程度ですが、体型はかなりふっくらしています。



▼これまでにないファットボディ
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特徴に“ギラリッ”感の冴えるフラットサイドデザインとありますが、
これまでのものと比べると、あまりフラットとは言えないような・・・。

Dコンと比べるといかに丸みを帯びているか分かると思います。
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潜行深度は止水で150センチ。

ミディアムディープタイプのルアーは、これまでデュオ 「スピアヘッド リュウキ 50MDF」と、
ダイワ 「シルバークリークシャッド 5SP」を使っていましたが、
これらはフローティングとサスペンドなのでアップでは使いにくい場面がありました。

このDコンセプトはヘビーシンキングなので、上記2種の苦手なシーンをカバーしてくれそうです。



次はDシリーズ初のスプーン。

■スミス D-Sライン
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平本仁開発。

ウォッブンロール&ダートスイムで喰わす!
Slim Swim Spoon、『 D-S line 』

▼ラインナップ
40mm:5g 660円
45mm:5g 660円
45mm:6.5g 680円

メーカー製品ページはこちら



フィールド、アングラーのスタイルなどに合わせて選べるようになっています。

40mm 5.0g 1.4mm厚:スイム、フォールのバランスに優れる渓流定番。
45mm 5.0g 1.2mm厚:穏やかな流れでスローにヒラヒラとしっかりアピール。
45mm 6.5g 1.5mm厚:水深もあり、強い流れでもしっかり沈めて攻めたい時。
(解説:平本仁)

とりあえず一番無難そうな40ミリ5グラムを一つだけ買ってみました。



▼視認性、捕食性を向上させるサイト・バイトマーカー
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▼S字ベンドフォルム
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S字に湾曲された珍しいフォルム。

カップも深め。

僅かな速度から泳ぎ出し、ウォッブンロール&ダートスイム、レンジキープ力に優れるそう。



▼サイズ比較
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上から
D-Sライン 41.5mm 5g
ヘブン 31mm 3g
ヘブン 39mm 5g
ピュア 35mm 3.5g
ピュア 40mm 5g

D-Sライン 5グラムは40ミリと表記されていますが、実測値は41.5ミリでした。

同ウェイト(5g)のみで
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個人的にスプーンは小振りなものが好みなので、やはり大きく感じます。

大きい方がアピールもあり、釣れないわけではないことは分かってはいいますが。。



スプリットリング、フックを外しての重量測定。
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自重:5.2g

実測値は若干重め。



最後にされげなく追加されたスプーン。

こちらは以前の新製品紹介では取り上げませんでしたが、何となく買ってみました。

■スミス ドロップダイヤ
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ドロップダイヤは、本体の表面にダイヤカットを施した事により、
ホログラムなどとは異なる独特の輝きを放ちます。

本体の動きの振り幅はやや小さく、
その細かい動きに追随するかのごとくダイヤカットの多面がリフレクトして、
キラキラと乱反射を演出します。

▼ラインナップ
3g 29mm 560円
4g 36mm 580円
5.5g 42mm 620円

メーカー製品ページはこちら



どことなく見覚えのある形状に見えます。。

コータックの岩魚スプーンにそっくりじゃ・・・
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ということで、比較。

▼コータック 岩魚スプーンと比較
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同3グラムでの比較。

ドロップダイヤの方が少し幅広です。
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“同じもの”ではないということは分かりました。^^;

ちなみに「岩魚スプーン」は、コータックが倒産した折にムカイが版権を買い取り、
現在はムカイから販売されています。

岩魚スプーン 特別カラー « Mukai-Fishing



2つを見比べていて、ふと疑問が。

ドロップダイヤの方が肉厚で幅も広いのに本当に同じ重さか?

気になって重さを測ってみたところ・・・



ドロップダイヤの重量
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自重:2.9g

まぁ誤差の範囲内。



岩魚スプーンの重量
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自重:2.3g

えっ、全然違うじゃん。。

裏にある3grの刻印はいったい…

もしかして標準でついている溶接リング込みで3グラムってことなのか、
それにしてもリングだけで0.7グラムもあると思えません。

ベイトタックルではちょっと厳しい重さですね。



<3つの新製品を買ってみて>

今回、3つの新製品を買ってみて、気になったのは価格。

Dコンセプトはこれまでのシリーズからすると、まぁこんなものでしょうが、
スプーンはちょっと高いですね。。(汗)

両者ともピュアやヘブンより高く、D-Sラインに至っては100円も高いです。

D-Sラインは個性がありますが、ドロップダイヤはダイヤカットくらいで今更なフォルム。

どうせなら定番のピュアやヘブンのダイヤカット版を造って欲しいところです。

リピート買いしそうなのは、Dコンセプトくらいでしょうか。
(ファットなフォルムがあまり好きではありませんが)

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