禁漁後に購入したトラウトロッド、ダイワ 「シルバークリーク 63L」のファースト・インプレッション。

本来の用途である渓流では未使用ですが、管釣りで少し使えたので簡単に使用感をお伝えします。



■ ダイワ シルバークリーク 63L

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商品説明・スペック

機能はもちろん外観にもこだわったネイティブトラウトのスタンダードモデル

機能と外観を高いレベルで兼備したネイティブトラウトのスタンダードモデル。
高密度HVFカーボンとチタンフレームKガイドを採用したブランクスは、軽さとパワーを両立させながら、レングスにあわせ最適な調子に仕立てられている。
また、ネジレを抑えるX45構造により、ネイティブのフィールドが要求するどのようなアングルからでも、アングラーのイメージ通りのキャストを可能にし、かつ意のままにルアーを操ることができる。

テクノロジーに支えられた機能は、クラスを超えたこだわりを持つ外観を身に纏う。
精緻な加工が施されたシャンペンゴールドカラーのアルミ削り出しリング、丁寧に仕上げられたメイプルウッド製リールシート、持つ者の満足感を高めてくれる緑基調のデザインは日本の山紫水明をイメージしたもの。
魚と共に写し込まれる一枚にも、静かに華を添えてくれる。

■63L【中流ミノーイングモデル】
中流域で8cm程度までのミノーを快適に操るための一本。
プラグの重みをしっかりと受け止めるブランクスはロングキャストを可能にし、かつ押しの強い流れにも負けることなく、ルアーをアクションさせることができる。
トルクフルなバットは大型トラウトも余裕をもっていなす。

<スペック>
標準全長:1.91m
継数:2本
仕舞:99cm
標準自重:102g
先径:1.1mm
元径:8.4mm
ルアー重量:2-10g
適合ライン:2-6lb
カーボン含有率:99%
価格:34,500円

出典:DAIWA : シルバークリーク – Web site



外観、特徴など

各部位をチェック。



<グリップ>

まずはグリップから。

コルクのショートストレートハンドル。
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トラウトロッドでは定番のウッド製リールシート。
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シャンパンゴールドのフードに、グリーンのワインディングチェック。

価格相応の雰囲気がありますね。



フード内には樹脂が嵌め込まれているので、強く締め込んでもリールの塗装を傷めにくいようになっています。
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下位モデル(ファントムNT)のリールシートのようにリールを装着するとフードが斜めになることもありません。
(下の写真参照)



リアグリップの長さは、リールフット中央からエンドまで約17センチ。
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小渓流ロッドでは一般的な長さですが、中流域用のこの63には少し短く感じます。



<ガイド>

ガイドはオールチタンフレームSiCリング。

PEライン対応のKガイド仕様です。(バット側は高脚のKL-Hガイド)
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▼ガイドセッティング
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使用ガイドは以下の通り。

トップ

T-LGST 5(T-FST 5)
T-KTSG 5
T-KTSG 5
T-KTSG 5.5
T-KLSG 5.5L
T-KLSG 6M
T-KLSG 10H
T-KLSG 20H

バット

パーツ検索システムでリストを見てみると、
トップガイドがT-LGST(変更後)、T-FST(変更前)となっています。

どうも生産時期によってトップガイドが異なるようです。
(前期:Fトップ、後期:LGトップ)

自分のものは初期?のFトップでした。

Fトップの方が僅かながら軽いようですが、
パイプとフレームの重なる部分に段差があるので個人的にはLGの方が好みです。



<その他、ジョイントなど>

継ぎは印籠継ぎ。

パワーロスを抑え、スムーズな曲がりを実現するダイワ独自の「V-ジョイント」を採用しています。
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ブランクはある程度上のロッドに多く見られるアンサンドフィニッシュにクリアー塗装。

ブランク焼き上げ時のテープが残っているため、ザラザラした質感ですが、決して手抜きではありません。



ファースト・インプレッション

鹿島槍ガーデンでの管釣り釣行で4g前後のミノー・シャッド用に使用しました。
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やや張りの強いファーストテーパーなのでミノー・シャッドの操作性は良好。

ただ、パワー的にもう少し重めのヘビーシンキングミノーの方が快適に扱えそうです。

購入直後はちょっと硬めかなと思いましたが、良型が掛かるとスムーズに気持ちよく曲がってくれます。

バットパワーもありそうでした。



一回の釣行で気になったのはリアグリップ長。

リアグリップが短いのでグリップエンドを腕に当てても大した支えにならず、
良型とのファイト時にはもろに腕に負担が掛かります…。
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40程度のニジマス・ブラウンですらファイト後腕に力が入らなくなるほど。。(汗)

操作性重視なのは分かりますが、63Lというレングス・パワーでこの短さはアンバランスなのでは?

もう1,2インチほど長くても良いように感じました。

そんな訳で本命の渓流が解禁される前には手を加えたいと考えています。



とりあえず、ファーストインプレッションとしてはこれくらい。

思わぬ安値で買えてしまったミドルレンジのトラウトロッド。

中堅機種らしい良いロッドだとは思います。





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