年末のお掃除にINX.labelの「タックルエリクサー」を使ってみました。

高機能電解水+特殊ケイ素という一風変わったメンテナンススプレー。

その実力はいかに。



■ INX.label(インクスレーベル) タックルエリクサー

新発想、新機能のタックルメンテナンススプレー
従来のメンテナンススプレーには無い、高機能電解水+特殊ケイ素化合物が産み出す高い洗浄力と甦生効果が特徴です

タックルやツールが美しく輝き、機能が蘇る。

塗る、吹く、磨く、浸ける、差す、弾く、絡める

使い方は様々

電解水が汚れを浮かせて落とし、空気に触れた特殊ケイ素剤はベタつかずに乾き、その後化学反応を起こしてガラス質被膜となり、大事な道具の塗装面や金属面を守り回転性能までも高めます。

●内容量:100ml
●使用対象:釣り竿、リール、ルアー&フック、工具、木工品、プラスティック
●成分:プラチナ電解水+特殊ケイ素化合物

出典:タックルエリクサー | Fish.IN



パッケージ兼説明書に、大きめのスポンジが付属します。



タックルエリクサーの使い方

基本は付属のスポンジにエリクサーを適量染み込ませ、対象に塗り込むように塗布。

少し時間を置いてから乾いた布などで拭き取ります。

スプーンやブレードなどは使用前に軽く吹き付け、放置することでガラス質の保護膜が形成され、汚れが付きにくくなるようです。



使用サンプル

実際に試してみました。

使用対象は、リール、スプーン(ブレード)、ロッド(ブランク)、コルクグリップ。

使用前と使用後の写真を交えて使用感をお伝えします。

個人的に小傷を埋める効果に期待しています。



<リールの傷>

置き傷が付いたリアキャップに使ってみました。

▼Before

中、小傷が付いています。



エリクサーを塗り込み、放置。

5分ほど経過した後、キムワイプで拭き取りました。

▼After

効果の方は・・・

分かりにくいですが、極小さな傷は目立たなくなったものの、さすがに目に見える傷は埋まりません。

正直、言われないと気付かないレベル。



<スプーン、ブレードのくすみ>

渓流で使用したスプーン、スピナーのブレード。

▼Before

光の加減で分かりにくいですが、ブレードには錆、シルバーのスプーンは表面がかなりくすんでいます。



付属のスポンジにエリクサーを染み込ませ、擦ってみました。

▼After

うーん、あまり汚れが落ちてないですね…。(汗)

もう少しくすみがとれるものと思っていました。



<ロッド(ブランク)の傷>

割とがっつり入ってしまった傷に試してみました。

▼Before

さすがにここまで大きな傷を埋める効果はないと思いますが、まぁ一応。



▼After

予想通り、傷は埋まりません。

ただ、傷表面の色が変わり、皮膜ができたことは確認できました。

他に写真では写しにくいような極小さな擦り傷で試してみたところ、こちらは擦り傷がほとんど目立たなくなりました。



<コルクグリップの黒ずみ>

最後にコルクの黒ずみ。

▼Before

あまり汚れていないので大して落ちないと思いますが、これくらいしかサンプルがないので。



▼After

元が元なのであまり落ちていません。

エリクサーは特別コルクの汚れを落とせるというわけではなく、
あくまでコルクにも使えますよ、くらいの認識でいた方が良いでしょう。

ちなみにコルクの黒ずみには「手ピカジェル」が良いらしいです。



インプレッション

正直言って、効果のほどは全体的に今ひとつな印象。。(汗)

あまりに評判が良かったため、期待値が高過ぎました。

特に傷を埋める(目立たなくさせる)効果に期待し過ぎたため、落差が激しく拍子抜け…。

根本的に、使用後にタックルの汚れを落とすものというより、
事前に塗布し、保護膜を形成して汚れや傷を付きにくくするもの
、のようです。

少なくとも汚れを落とす働きはイマイチでした。

効果的な使い方は、

ロッド・・・ブランク全体

リール・・・スプールエッジとベール部分

スプーン、ブレード・・・全体に塗布し、表面の保護



いずれも予めエリクサーを塗布し、皮膜を形成させて傷や汚れを防ぐ働きに期待した方が良いようです。

皮膜効果が実感できてから再度記事にしたいと思います。






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