シマノ 「17 サステイン」 3000XG、実釣インプレッションです。

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用途はシーバス用

用途は今のところリバーシーバス用。

いずれはボートでのハードロックフィッシュにも使ってみるつもりですが、しばらくはシーバスメインになりそうです。



<実釣記事・釣行記>

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気になったところ・改良点

まずは「17 サステイン」の気になったところや、その改善点など。



微妙な大きさで握りにくいEVA製ラウンドノブ

ダブルハンドル向けのラウンドノブなのか、半端な大きさです。

→ アルミ製の大型ラウンドノブに交換・ショートハンドル化

関連記事:サステインを巻きモノ仕様に ショートハンドル化&アルミラウンドノブを装着



CI4+製NEWマグナムライトローターの剛性

強めのドラグ設定でラインが引っ張られると、ローターの脚(ラインローラー側)が歪んでいるのが分かります。

今まではほとんど気にしたことがありませんでしたが、手で押さえてみると案外あっさり曲がるようです。


↑写真は力を入れていない状態です。

ダイワのZAION製ローターと比べてみると、若干CI4+の方が柔いようで、剛性はZAION>CI4+なのか…。

実釣では気になりませんが、シマノがこの手のローターを嫌っていたのが分かる気がします。

軽量ローターの恩恵は大きいですが、それが不要な釣りには従来のローターの方が良さそうですね。



ナイトゲームの巻き用途にはハイギア過ぎる

ハイギヤは確かに便利でメリットも多く感じられますが、さすがにやり過ぎでは?

せめてラインナップにノーマルギアを加えてほしいものです。

→ 「15 ストラディック」4000番のギア一式を移植すればノーマルギア化(ギア比:4.8)できそうです。(未確認)

関連記事:シマノ 15 ストラディック 16 ストラディックCI4+ ギヤ入れ替え



定番のフルベアリング(11BB化)

最後にお約束のフルベアリング化を施しました。

関連記事:シマノ 17 サステインを改造 フルベアリング 11BB化



インプレッション

アルミボディにマグナムライトローターという、個人的に理想なリール(高剛性ボディに低慣性ローター)。

細部を見ていくとボディにややケチがつきますが、それ以外は申し分ありません。

実売2万円半ばという価格設定で、よくぞここまで詰め込んだものだと感心するばかりです。

もっと差別化を図るべきではと、シマノのやり方に疑問を抱くレベル。
(これがダイワなら絶対にこうはいきません)



リールの使用感についてですが、マグナムライトローターのおかげか、XG-エキストラハイギアというギア比の割に、巻き始め・巻きの重さをほとんど感じさせず、軽快に巻けます。

比較的当たり個体だったようで、巻き心地にノイズなどの違和感も今のところなし。



ドラグの滑り出しも上々。

以前、リジッドサポートドラグではない、多板式のドラグ(ストラディック C3000HGM)を使ってみると、滑り出しの悪さに戸惑いを覚えましたが、それと比べるとかなり滑り出しがスムーズになっています。



半プラのハイブリッドボディとはいえ、脚側はアルミなので、強い負荷が掛かってもカーボン樹脂系リールのように歪みを感じることはありません。

使用期間が短く、耐久性についてはさすがに未知数ですが、すぐにどうこうなることはないでしょう。

ストラディックシリーズの集大成として、非常によく出来たリールだと思います。

変に赤などのアクセントがなく、シンプルなデザインなので飽きずに長く使えそうです。





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