12月12日

時化で休みのため、京都の「ハミングバード通天湖」へ管釣りに行って来ました。

時期的にたぶんこの釣行が今期の釣り納めとなることでしょう。



8日に大物トラウト(今期初のロックトラウトin)が放流され、そちらに期待したいところですが・・・

・公休ではなく悪天により出来た休みの釣行
・前回が大当たり

ということで行く前から大外れの予感…。(汗)



実釣 7:00~16:50 天気は悪くないものの冷えっ冷え…

日本海側は大荒れの模様ですが釣り場の方はそうでもなく、現地に着いてみると雪はほとんど見られません。

むしろ天気は良いくらい?

それでも冷え込みは凄まじく、早朝の気温は-3℃…。

天気の良かった前日までと比べて7℃も下がっています。(水温はマイナス0.5℃の5℃)

湖面に氷が貼るほどではないようですが、この急な冷え込みは魚にとっても厳しいでしょう。



今回も兄と二人でボートに乗り込み、前回良かった右ミドル寺側にアンカーを下ろします。

朝一、まずは手堅くスプーン 「ノアボス」の巻きで。

この冷え込みで沈んでいるだろうと、最初からボトムからの巻き上げで探ること数投、すぐにヒット!

小っさ…

嵐山FAのレギュラーと変わらないサイズです。(30に届かないくらい)

しかも妙に引かない。

寒さのせい?



2匹目もほぼ同寸。

この日釣ったニジマス全般、体色が黄色がかった個体が多く見られました。

放流直後のせいか、ヒレなどの状態もあまりよくありません。



開始から10分も経たない内に氷点下によるガイドの凍結が生じてきました。

ラインローラーには巻き上げて集まった水が凍り、氷の塊がびっしり。

ラインローラー自体は回るものの、氷塊にPEラインが擦れるので痛みが心配です。



放おっている時間が長いと、ガイドだけでなくブランクについた水滴も凍る模様。^^;

久々の氷点下の釣り、釣れる釣れない以前に釣りがやりにくい…。(汗)

リーリングの間が空くと、ガイドリングとラインローラーにラインが引っ付いて巻けなくなるので非常にストレスを感じます。

マイクロガイドなので特に凍りやすく、水を吸い上げやすくラインが張り付きやすいPEとの相性は最悪。

この日は日中になってもなかなか気温が上がらず、午前中はほぼ凍結に悩まされました。



テンションの上がらない中、相方は「メタルワサビー」で順調に釣っています。

ならば自分もとワサビーを使ってみますが、釣れないことはないもののそこまで釣れません。



一番困ったのがこの日メインになるはずだったフェザージグに全然反応がないこと。(汗)

最初こそアタリがポツポツとあったものの、以降はノーバイト…。

2匹釣ったところで完全に反応がなくなりました。



何やかんやでスプーンの巻きが一番釣れるようなので巻きに徹します。

ヒットレンジはボトムではなく、ボトムからやや上、ざっくり中層の様子。

定番の「ノアボス」や「スリムスイマー」のピンクシルバー(純銀メッキ)で何匹かキャッチ。

この日に限らず、時折シルバーベースの細身のスプーンを早巻きしてやるとリアクションでポツポツ拾えるようです。



この寒さのせいか頻繁に催し、2回ほどトイレ休憩へ。

トイレに行くのが面倒なのがボートの欠点の一つ。(ペットボトルが頭に過ります笑)



午後1時過ぎ、2回目のトイレ休憩後は久しぶりに左側、通称「石のワンド」へ入ってみました。

始めた頃は割と良かった(らしい)石のワンドを含めた左側。

釣れないことはないようですが、ここ数年は不人気で右側ほど実績は上がっていないようです。

久しぶりにやってみるとまったく魚の気配が感じられず、20分ほどで見切りをつけポイントを移動することに。^^;(汗)



再び右側へ。

空いていたスペースに入り、沈んでいる倒木付近を探ってみると、ようやくボトム付近でフェザージグに反応するようになりました。

ここからは順調に数釣りに成功。

朝一こそ妙に引かなかったものの、ようやく活性が上がってきたのか引きもまずまず。

釣れるサイズがサイズなのでネットでのランディングが面倒になってきました。^^;

フックリリーサーが欲しいところです。



この日一番のギリ40オーバーをキャッチ。

(ネットの大きさ、遠近感で小さく見えます)

サイズは悪くないものの、頭が潰れて醜いお顔。



途中でスプーンの巻きも挟んでみましたが、やはりフェザージグのボトムバンプ、ズル引きが良い様子。

今まであまり試していなかったゾンカータイプのフェザージグも良い感じ。



ロックトラウトが混ざることに期待して川筋付近を狙ってみましたが、釣れるのは相変わらずチビばかり。

けっきょく大物は姿を見せず、営業終了の10分前に納竿、レストハウスに戻りました。



今回カウンターを忘れてしまい正確な数は不明ですが、最低でも20、たぶん25匹くらいは釣ったと思います。

内7割くらいがフェザージグによる釣果。

この日に上がったロックトラウトは、右ミドル(スプーンの巻き)、ダムサイト(フェザージグのボトムバンプ)でそれぞれ一匹ずつの計2匹。

予想通り放流効果にはあやかれず、やはり急な冷え込みは堪えるようで魚の活性はイマイチだったようです。

ボトムの反応が乏しかったのと、今回の放流で釣れる魚の平均サイズががっくり下がったのにはびっくりさせられました。

ボトムでの反応は急な冷え込みの影響だと思われるので、気温・水温が落ち着いてくれば完全なボトムパターンとなり、ある意味釣りやすくはなりそうです。

問題はサイズ。

今までの魚はどこへやら、全滅しているなんてことはさすがにないでしょうが、ここまでチビオンリーというのは…。

活性の違いによる一時的なものだと祈るばかりです。



今回の釣行では、ガイドの凍結、特別風が強いわけでもないのにやたら回るボートにうんざりさせられましたが、(気温以外は)思ったより天気も悪くなく、想像したよりはマシな釣行となりました。



タックル&ヒットルアー

<タックル>

ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント 62/TZ NANO
リール:ダイワ 17 セオリー 2004H + ZPI タクティカルカーボンハンドル
ライン:東レ シーバスPE シャローフィネス 0.4号 + フロロリーダー 5lb

ロッド:EMT バーティカルプロ 48 mini
リール:ダイワ 07 ルビアス 2004 + ZPI タクティカルカーボンハンドル
ライン:ラパラ ラピノヴァX 0.18号 + フロロリーダー 3lb



この日のタックルはスピニング2本。

ブルカレはスプーンなどの巻き全般、バチプロはフェザージグ用に使い分けました。

どちらもマイクロガイドなので今回のような氷点下では相性が悪いですね。

厳冬期にはガイド大きめのロッドにナイロンラインを組み合わせたタックルが一本あった方が良さそうです。



<ヒットルアー>

左上から
・ロデオクラフト ノアボス 3.5g
・ノリーズ 鱒玄人 3.7LD
・シマノ スリムスイマー 5g

右上から
・ノリーズ メタルワサビー 4g
・自作フェザージグ 1g 1.8g

スプーンについては、気温による活性の低下、風でボートが動き回ることから3グラム以上の重めのスプーンばかり使用しました。

これといって当たりカラーらしきものは見つけられず。(そもそもあまり試していない)

他の釣り人はスプーンだけでなく、クランクでもよく釣られていました。



前日に自作したフェザージグの出来はまずまずといったところ。

関連記事:管釣り釣行準備 フェザージグの作成



マラブーを使ったフェザージグのカラーはやはりオリーブ系が強く、ピンクなどの明るめの色はイマイチなようです。

試したかったジグヘッドの使用感も悪くないのでこのまま量産したいと思います。

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