ダイワ 「17 セオリー」 2004Hに続いて、ダブルハンドルモデルの「2508PE-DH」の実釣インプレッション。

2台目のセオリーとなる2500番。

こちらは2000番に比べると使用頻度は少なく、個人的評価も低めです。



DAIWA 17 THEORY 2508PE-DH これまでの記事まとめ

「2508PE-DH」のFインプレやフルベアリング化など、これまでの記事をまとめてみました。

2台目のダイワ 17 セオリーを追加 2508PE-DH ダブルハンドルモデル
ダイワ 17 セオリー 2508PE-DH 各部重量
セオリー 2508PE-DH ベアリング追加 7BB→14BB



セオリーの詳細は「2004H」の方に詳細をまとめてあります。

ダイワ 17 セオリー 2004H 実釣インプレ



実釣インプレッション

ギヤ比:ノーマル、ダブルハンドルモデルのこのリールは主にエギング用。

春の親アオリイカや白イカエギングで使ったのみ。

実績としては春イカでの使用がピークでした。

釣行記事:2017春イカエギング わずか2投でキロアップ2杯!



リールの軽さはもちろんのこと、ZAION製エアローターとギア比:ノーマルの組み合わせによる初動の軽さはさすがといったところ。

巻き始めが軽いとストレスなくスムーズにハンドルが回せるため、糸フケを回収する釣りに最適です。



ドラグ(ATD)について、2508番のドラグは最大ドラグ力が強い3枚のドラグワッシャーで構成された複板式。

複板でありながらドラグの滑り出しのスムーズさは単板に近いほど滑らかです。



最大の購入動機となった90ミリの軽量ダブルハンドル。

総重量:約27グラム(ハンドル単体:18g)とダイワ純正のダブルハンドルとしては最軽量になります。(2017年時点)

ぜひともこのタイプで80ミリ前後のショートダブルハンドルも造って欲しいところ。



何やかんやで悪くなさそうなセオリーの2500番ですが、これらをもってしても補えないデメリットが件のスプールのブレ。

この2508番のブレは2000番とは比較にならない酷いものでした…。(汗)

2000番はさほど気にならなかったものの、こちらは一目瞭然。

目に見えてブレが分かるだけでなく、ブレによる振動が巻き心地にも伝わるほどでした。
(2500番は2000番と同じボディでありながらワンサイズ多きスプール&ローターという組み合わせなのでボディへの負担が大きい?)

このようなハズレ個体はもちろん全てではなく初期生産分にあるらしく、ネット上の評価をみる限り後期生産のものは問題ないようです。

生産国:中国というリールは珍しいものではなく、カルディアも同じ中国製。

中国製だからといって特に不信感は持っていませんでしたが、それにしてもセオリーの部品精度?組み立て品質はよろしくありません。

スペックに振った分が大き過ぎたためか、そのしわ寄せが触らないと分からないところに出てしまったようです。

この個体に限って言えば、完全にスペックだけのハリボテリールでした。

まさに自分のようなタックル厨が引っかかるリールです。



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