ダイワ 「18 フリームス」 LT2500S-DH。
早速、定番改造のフルベアリング化を施してみました。
「18 フリームス」では、ラインローラーに1BB、ハンドルに2BB(4BB)の2ヶ所にベアリングを追加できます。
スプール支持部の退化により、前モデルより追加できるベアリングが2個減りました。
一応一通りの説明はしますが、過去に行った方法と同じなのでこちらもご参照ください。
関連記事
・15 フリームス フルベアリング化 前編
・15 フリームス フルベアリング化 後編 ラインローラー1BB
・ダイワ レブロスMX 改造 前半 ラインローラーへのベアリング追加(1BB)
必要なベアリング、シムのサイズ・個数
▼ハンドルノブ用
外径7mm x 内径4mm x 幅2.5mm 4個※
→ NMB DDL-740ZZ
※シングルハンドルモデルは2個。
▼ラインローラー用
外径6mm x 内径3mm x 幅2.5mm
→ NMB DDL-630ZZ
調整用シム 外径4.5mm x 内径3mm x 厚さ0.5mm
→ スクワット 630ベアリングシム※
※現在このシムは販売されていないようです。
以下の部品で代用可。
旧レブロス No.19 部品名:ローラーW 部品コード:190562 価格:100円
枚数は最低2枚、できれば3枚必要か。
ラインローラー部へのBB追加
「18 フリームス」のラインローラーには、標準ではベアリングが入っていません。
ローターは前モデルと共通なので前作同様1BB仕様にベアリングを追加できます。
プラス、またはマイナスドライバー一本で分解可能。
部品構成がこちら。
一番左の黒いカラーはベール側に嵌ったままで外す必要はありません。
青枠で囲まれた部品2点を外し、赤枠内のベアリングとシムを追加します。
ラインローラーにベアリングが収まり、その両側にシムが入ります。
アーム側にネジを通し、シムとベアリングを仕込んだラインローラー、シムを嵌め込みます。
この状態で組み立て、ラインローラーへの追加作業は完了。
一応これで追加作業は完了ですが、ラインローラーの遊びが気になるならシムをもう1枚追加しましょう。
ハンドルノブのBB追加
続いてハンドルノブへのベアリング追加。
標準ではすべて樹脂製のカラーが入っているので、これをBBに置き換えます。
シングルハンドルモデルは2個、ダブルハンドルモデルは計4個交換可能です。
カラーをベアリングに交換して作業完了。
シムはノブのガタ具合をみて、各自で調整してください。
18 フリームス フルベアリング仕様 5BB→8BB(10BB)
これで「18 フリームス」のフルベアリング化は完了。
シングルハンドルモデルで3個追加の8BBに、今回追加したダブルハンドルモデルで5個追加の10BB仕様になりました。