続いてはアルデバランの派生モデル? 「アルデバランMGL」を紹介。

微妙な立ち位置のリール、ベイトフィネスリールではないということに注意です。



SHIMANO ALDEBARAN MGL

新設計の浅溝NEWマグナムライトスプールを搭載。
軽量ルアーをさらに遠くへ。

軽量ルアー専用モデルのアルデバランに、シャロースプール化した新設計のNEWマグナムライトスプールを搭載。スプールの側面に穴を配置することで重量と慣性が大幅に抑えられ、制御に要するブレーキ力が軽減。さらに軽いルアーを扱えるようになったことに加え、遠投性能もアップしました。軽量ルアーの微かな重みでも瞬時にMAXスピードへ加速し、キャストの抜け感も向上。ベイトフィネスの領域までの使用を可能にしました。

出典:アルデバランMGL [ALDEBARAN MGL]|両軸リール|リール|製品情報|シマノ -SHIMANO-



特徴 採用テクノロジー

「軽量ルアーを更に遠くへ」とのことですが、ベイトフィネスモデルの発展機というわけではないので注意。

ちょっと説明不足ですよね。

この軽量ルアーというのは、2,3グラムのベイトフィネスリールでキャストするようなウェイトではなく、それより上(5~10グラムくらい)を指しています。

この「アルデバランMGL」は大雑把にいうとベースモデルである「15 アルデバラン」に「NEWマグナムライトスプール」を搭載した進化モデル。

BF機で投げるほどのものではないものの、Φ34mmのノーマルリールでは今ひとつ… といった微妙なところをカバーする “かゆいところに手が届く” リールとなっています。



ブレーキシステムは遠心ブレーキ「NEW SVS∞(インフィニティ)」を採用。

BFSで採用されたマグブレーキの「FTB(フィネスチューンブレーキ)」ではありません。

ベースモデルの50番から30番になり、ラインキャパ:8lb-100mと浅溝化。

リール自重(135g)、スプール径(Φ32mm)は変わりません。



<アルデバランシリーズの用途>

15 アルデバラン・・・軽量寄りノーマル

16 アルデバランBFS・・・ベイトフィネス

18 アルデバランMGL・・・軽量寄りノーマル(15 アルデバランのチューンアップモデル)



ラインナップ 価格 発売日

ラインナップは、ノーマルギアとハイギアモデルに左右ハンドルで計4種。

価格は「15 アルデバラン」と同じ45,300円。

発売は2018年3月発売予定とのこと。



コメント

「15 アルデバラン」のマイナーチェンジモデル。

用途からほぼブラックバス専用といったところでしょうか。

ベイトフィネスモデルと、Φ34ミリのスタンダードなリールとの間を埋めるニッチなリール。

想定されるキャストウェイトだけでなく、ベイトフィネスモデルではラインキャパ不足、スプール強度に不安を感じる用途に良さそうです。

微妙に軽い本流トラウトのプラグ用にも良いかもしれません。



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