今更ですがこの夏の間に使用したリールなどのメンテがようやく終わりました。
一番手間なのが毎年恒例の父の船釣り用リールのオーバーホール。
6,7,8月とほぼ毎日酷使するのでボロボロです・・・。
(海なので尚更)
整備するリールは、
・シマノ 「バイオクラフト クイックファイヤー XH タイプG 301XH」 2台
・シマノ 「ソルティーワン HG 左」
・シマノ 「13 バイオマスターSW 5000PG」
の4台。
まずは一番使っているバイオクラフトの整備から取り掛かりした。
2台あって1台は予備なのであまり使われていないので簡単に。
もう1台はオーバーホールです。
海水が掛かり一番錆びやすいハンドルノブから分解していきます。
写真はある程度拭きとった後ですが、一部潮が結晶化、錆が回っていました。
ベアリングはシマノ純正防錆ベアリング「A-RB」ではなく、
普通のステンレスベアリングに交換してあるのでワンシーズン使い捨てがデフォ。
ギアボックスを開けてみるとワンウェイクラッチ(ローラーベアリング)が錆びていました。
ドラグ周りから侵入しやすいのか、ここも錆びやすい箇所です。
ハンドルを回すとゴロゴロすると言っていたので十中八九これが原因でしょう。
バラせるところはすべてバラします。(写真は途中)
マメにメンテするのではなく、シーズン後わりに一気にというやり方をしているので
グリスをベッタベタに塗ってあります。
ベアリングから先にパーツクリーナーで洗浄し、状態をチェック。
使い方が使い方なので多少のことは大目にみます。^^;
一番酷かったのがワンウェイクラッチ。
一応正常に動作はしますが、さすがにこれは交換です。(1,500円)
残り部品も金属と樹脂に分けてパーツクリーナーで洗浄。
海で使用するとどうしても潮が結晶化して残ってしまうので
ぬるま湯に浸けて歯ブラシで落とします。(何となく中性洗剤で洗っています)
自然乾燥。
改めて状態をチェックすると何年も使っているのでガッタガタ・・・。
さすがにもう引退かな。
今回徹底的にバラしたリールはそのまま部品取り用にすることに。(左)
使えそうな部品を見繕い、
もう一つの比較的状態のマシな予備のリールと二個一で組み上げました。(右下)
最近購入した新品はノブだけウルクスのものに交換。(右上)
バイオクラフトの整備はこれで終了です。
他にもリールがあるのでその2に続きます。