注文から受け取りまでの購入記に続いて、今回はバイキングカヤック「忍」をみていきます。
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フィッシングカヤック「忍」の細部をチェック。
実際にこれに乗って海に出てはいませんので、そういったレビューは追々していきたいと思います。
ジャパンモデルフィッシングカヤック 『忍』
■ バイキングカヤック 「忍」
軽量でありながら安定感と走破性のバランスの取れた日本の釣りのために設計されたジャパンモデルフィッシングカヤック!
長さ:350cm
幅:77cm
ハル重量:23kg
推奨最大積載量:110kg製造元:バイキングカヤック
原産地:日本
価格:99,900円 (税込)
引用元:忍 | カヤック(本体) | | kayak55.com カヤックの事ならkayak55.com
材質は特殊ポリエチレン素材(LLDPE)を使用。
紫外線の強いオーストラリアの過酷な環境にも耐えるタフな素材だそうで、豪州規格はもちろんのこと、米国FDAの基準もクリアとのこと。
【Made in Japan】 一艇一艇オーダー製造
カヤックというと海外生産されたものを輸入しているイメージが強いですが、こちらのカヤックは注文後、一艇一艇、静岡県清水の工場で製造・出荷されているようです。
カラーオーダー可
忍はオーダー製造という特性からカラーをある程度自由にオーダーできます。
上記はあくまでカラーサンプル(レギュラーカラー)。
2色使用(2分割)、2色使用(もしくは同じ色で挟む3分割)でのカラーの組み合わせ変更や、レギュラーカラーの前後逆転、単色のみのカラーリングなどもオーダー可能となっています。
自分はホワイト単色を選びました。
カラーオーダーの場合も価格は変わりません。
「忍」の細部をチェック
バイキングカヤック「忍」をチェックしていきます。
各収納スペースの寸法も一応測ってみましたが、丸みを帯びていたり斜めになっているため参考程度に。
忍は初代からマイナーチェンジされているようで、こちらは2019年モデルになります。
<2019年モデル 艤装内容>
まずは前側から。
バウ側に設けられたラゲッジスペース。
移動中のルアー置き場を想定して作られたようでシーアンカーなどの置き場として使えそうです。
水抜き穴が空いているので水も溜まりません。
■ 6インチハッチ
<内寸>
直径:蓋側 145mm、底 115mm
深さ:145mm
防水?の収納スペース。
シートに座った状態からは手が届かないため、水上では開けられません。
■ センターコンソール
メインとなる収納スペース。
コンソールカバーは写真のノーマルな標準タイプと、穴が開けられた窓付きタイプの2タイプから選べます。
見落としてして指定しませんでしたが、後から加工することを考えると標準タイプの方が自由度が高いかと。
カバーは4ヶ所のコードで留まっています。
底にはホンデックスの魚群探知機の振動子を引き上げるためのスカッパーホールを標準装備。
<内寸>
長さ:約620mm
幅:約150mm
深さ:約155mm
コンソール横にはフットレストを取り付けるためのアタッチメントを装備。
フットレストは標準で付属しています。
後部のラゲッジスペース。
クーラーボックスやタックルボックスを設置するスペースになります。
寸法が測りようがなかったので手持ちのクーラーボックス、ダイワ 「クールラインII GU-X GU2000」(20L 幅x高さx奥行き:485x340x300mm)を置いてみました。
これで底がほぼぴったりくらい。
何かしら台座を置けばもうひと回り大きなクーラーボックスも置けそうです。
■ フラッシュマウントロッドホルダー
左右に3ヶ所ずつ計6ヶ所に設けられたロッドホルダー。
ロッドやランディングネットなどを挿しておく何かと便利そうな穴。
(寸法は測り忘れたので後ほど追記します)
■ スターポート
左右に1ヶ所、後部に一つの計3ヶ所に設けられたスターポートマウント。
こちらは専用のものしか取り付けることができないものの、ロック機能が付いていて固定することができます。
最後に船底。
ちなみに表側の表面は梨地状にボコボコしていますが、底は比較的ツルツルしています。
カヤックにステッカーを貼るつもりでいましたがシールの貼り付けは無理そうです。
付属品&オプション
最後に付属品と別途購入する必要があるオプションを一部紹介します。
<付属品>
カヤックの取扱説明書とルール&マナーが書かれた冊子が付属。
右のカードは製品保障書となっています。
■ バイキングカヤック・カンタムパドル
217cm、ワンピースのスプーンパドル。アルミシャフト・ナイロンブレードです。
バイキングカヤックを製造するアレックス・ベネット氏いわく
「これまでいろいろな高いパドルも使ってきたけど、結局このパドルが漕ぎやすい!」というパドルです。ニュージーランドやオーストラリアではシットオントップカヤックにあえてスプーンパドルを合わせて使う人が増えているそうです。
ナイロンブレードは柔らかいのでそれほど違和感は無く漕げるとおもいますが、一般的にシットオントップで使われるナローブレードのパドルとはデザインが違うため、漕ぐのに少々慣れが必要となります。
プレゼントとして付いてくるパドル。
オマケ程度なものと思っていましたが意外としっかりしています。
パドルのブレードカラーは、ブラック、レッド、イエローから選択可。
■ フラッグ&ポール
スターポートに取付可能なフラッグが付属。
他船に発見されるよう必須のフラッグ、とりあえずはこれで十分そうです。
■ アジャスタブルフットレスト
パドリング時に身体をひねる支点となり、パドリングの力をカヤックに伝えていくのに欠かせないフットブレイス。
写真は置いているので固定していません。
<オプション>
ここからは別途購入する必要があるオプションになります。
■ バイキングデラックスシート
必須とも思えるシート。
価格:8,750円(税込み)
ちなみにこちらはキャンペーンで無料で付いてきました。
■ レイルブレイザ社製ロッドホルダーⅡ
スピニング、ベイト両対応のロッドホルダー。
価格:4,120円(税込み)
こちらもキャンペーンで無料。
いくつかのオプションから選ぶ形式で他のツールは用途が分からなかったので、無難なロッドホルダーを選んでみました。
この他にも数々のオプションがあり、後々魚探を設置するマウントなどを購入予定です。
念願のシーカヤック
(ボートより)ずっと欲しかったシーカヤック。
これで手軽に海に出ることが出来るようになりました。
基本単独のため、安全第一で出船したいと思います。