先日の手痛いバラシ…。

釣行記事:サクラマス釣行 Part6 令和初ヒットはまさかの大本命!



バラシの原因を針のせいにしたくはありませんが、魚との大事な接点だけにやれることはやっておきたいところ。

バラシ対策に話題の「ツインフックシステム」を導入してみることにしました。



バラシ0への挑戦!! 第4のフックシステム

シングルフック、ダブルフック、トリプル(トレブル)フックに次ぐ第4のフックとして提案された『ツインフックシステム』。

「スタジオコンポジット」が考案し、「がまかつ」と「ささめ針」が製造・販売しています。

間に釣具の総合卸問屋「ツネミ」も関わっているとのこと。

参考記事:ツインフックシステムの報告 | スタジオコンポジットブログ



同じ針が2本のダブルフックとは違うツインフック。

その特徴を実際の製品をみてチェックしていきます。



がまかつ ツイン RB-M シルバーリミテッド

一番流通しているであろう、がまかつ 「ツイン RB-M シルバーリミテッド」を買ってみました。

サイズは#8,#6,#4,#2の他に#1,#1/0もあるようです。

入り数は4個。

価格は#8~#2が実売600~700円、#1,#1/0が実売840円ほどとなります。

正直言って割高感は否めません。



ツインフックシステムの特徴

ツインフックシステムは、同じ2本の針でもダブルフックとは違いフック同士が繋がっておらず、独立したフックをチューブで一つにまとめています。

その特徴として、一度フッキングするとバレずらく、魚に余計なダメージを与えにくいというもの。

それぞれフックが固定されておらず独立しているため、魚の口に合わせた角度でフッキングができ、掛かってからは魚の引きに追従し、フックホールが広がりにくくバラシ防止に繋がります。

また、フック同士が繋がれ固定されたダブル・トレブルフックのように、初めに掛かった針先とは別の針がファイト中に刺さったりして魚を傷つけることもありません。

2本の針先が魚に掛かっても、それぞれが独立しているため無理な負荷が掛かりにくくフックの変形・折れを防ぎます。



トレブルフックのワンサイズ大きめが目安

実際にスミスのベイブルに装着してみました。

フックの種類が変わり、きになるのがサイズ。

大抵のルアーの標準フックはトレブルフックだと思われますが、ツインフック導入時の目安は、
標準トレブルフックのワンサイズ大きめが目安です。

例)標準トレブルフック #8 → ツインフック #6

同じサイズでもトレブルフックと比べるとやや小さく、同じくらいのサイズにしようとするとワンサイズ大きめのサイズがちょうど良い感じです。

注)厳密に重量やら針の本数による抵抗など、細かいことは加味していません。



バラシ防止&魚へのダメージ軽減に期待

期待のツインフックシステム。

バイブレーションだけでなく、定番のミノーや渓流用の小型プラグにも装着してみるつもりです。

見た限りシングルフックのアイを斜めに捻っているだけのようなので自作してみるのもよさそうですね。