シマノ 「17 ソアレCI4+」が話題になっている中、ひっそりとチューンリールが新製品に追加されていました。
クイックレスポンスシリーズの最高峰、「バンキッシュ」の淡水仕様「ヴァンキッシュ FWチューン」。
■ SHIMANO 17 VANQUISH FW
巻き出しの軽さを追求した、トラウト専用チューニングモデル。
ヴァンキッシュ FW[Vanquish FW]|スピニングリール|リール|製品情報|シマノ -SHIMANO-
バリエーション・スペック
ラインナップは、「1000S」と「1000SHG」の2種。
スペックは以下の通りです。
品番 | ギア比 | 自重 | 最大巻上長 | ハンドル長 |
1000S | 5.1 | 160g | 67cm | 45mm |
1000SHG | 6.1 | 160g | 80cm | 45mm |
▼その他、共通項目
最大ドラグ力:3kg
スプール寸法:42mm
糸巻量:ナイロン・フロロ 3lb-100m、PE 0.8号-100m
ベアリング数:12/1
本体価格:60,000円
※2017年8月発売予定
コアプロテクトレス、オイルチューニングの淡水仕様
「17 ヴァンキッシュ FW」の主な特徴は以下の2つ。
・コアプロテクトレス
・オイルチューンベアリング
FW-フレッシュウォーターということで、防水機構「コアプロテクト」は非搭載。
オイルチューンについては下を参照のこと。
オイルチューンベアリング
ローターベアリングには回転の軽さを追及して、グリスチューンではなくオイルチューンを施したベアリングを採用
本当に性能アップしているのか?
1000番というサイズから淡水の中でも管釣り-エリアトラウト向けのリールでしょう。
チューン目的は回転レスポンス、巻きの軽さの向上と思われます。
しかし、製品ページにデカデカと記載されている「回転軽さ25%OFF」には疑問です。
「コアプロテクト」はメーカーの説明通りだと非接触なので回転に影響なし。
そうなるとオイルチューンのみとなりますが、それだけでこの数値ほど効果があるものなのか…
そもそもベースとなる「16 ヴァンキッシュ」と比較しての数値ではないのかもしれません。
ハンドル長はギア比を問わず45ミリ固定、自重5グラム増で定価が5,500円アップ。
イマイチ価格の応じたチューンには思えません。