「初の鹿島槍ガーデン釣行 前編」の続き、後編(午後の部)。
釣行の後半と、当日のヒットルアー、鹿島槍ガーデン釣行の感想など。
実釣 午後の部
2号池の周りを転々とした後、再び1号池に戻りました。
キープ可である程度魚の入れ替えがあるであろう2号池の方が釣りやすいと思っていましたが、
魚の反応や魚影、邪魔な水草の存在など、どうも1号池の方が釣りやすいようです。
ほぼ無風だった午前中から一転、強風が吹くようになりました。
この風で飛ばされた落ち葉が池に落ち、ルアーを通す度に葉っぱが引っ掛かってきます。
風よりもこちらの方がよほど厄介でした。
釣れている他の釣り人を見てみると、どうもサイトで縦のアクションを加えて釣っているようです。
真似して同じようにやってみますが、反応はイマイチ。。(汗)
今までやった釣り場と違い、ここの魚はどうも縦の動きにあまり反応しません。
ボトムバンプなども有効ではないようでした。
ペレットで育ってないんですかね?
それでもしつこく目の前に落としていると、何とか口を使うものも。
レギュレーションに2センチ以上とあり、いつものバベルは全て使えません。
使用したスプーンはペンタの1.7g。
あまりにも釣れないので飽きて周囲を散策していると、
1号池に水を送っている水路に本来居ないはずの魚を発見!
流れに定位していて、目の前にルアーを通すと反応します。
シャッドで誘うこと数投、
ヒットしました!
釣れたのはいいですが、何と言うか魚体がもう…。
妙な色ですね。
その後は流れ込み周りで釣りをしました。
「シルバークリークシャッド」を流れに流していると、
思わぬコンディションの良いニジマスがヒット!
良い出方をしました。^^;
変に誘いを入れず、自然に流すのが良かったようです。
まぁ続きはしませんでしたが。。
午後3時を過ぎた頃になって、ようやく魚の活性が上ずってきたのか、
久しぶりにスプーン(ペンタ)のリトリーブにヒット!
まずまずのブラウンのようです。
ネットを置いている位置から離れていたのでそこまで誘導し、手を伸ばした瞬間、、
ランディング寸前のところでまさかのバラシ…。
やる気のある魚だけに、思わず声で出てしまいました。。(汗)
気を取り直し再開するも反応なし。
合間に投げていたシャッドでチビを追加。
11月以降は午後4時までとなっており、これが最後の魚となりました。
まだまだ明るいので5時までいけそうなんですけどね。
まぁ後半はだいぶ心が折れてやる気がなくなっていたのでちょうどいいか。
丸一日釣りをして、釣果は8匹。。
バラシが多かったのが悔やまれます。
前半にヒットした大物をキャッチできていれば、十分満足のいく釣行になっていたと思いますが、
こればっかりは仕方ありません。
ヒットルアー
当日のヒットルアー
・ダイワ シルバークリーク シャッド 5SP
・タックルハウス エルフィン シケイダー F
・アイビーライン ペンタ 1.7g 2.5g
あと、載せ忘れましたが、ロデオクラフトのノアボス
思わぬミノーの反応が芳しくなく、まだシャッドの方が反応が良かったです。
クランクでは辛うじて一匹釣ることができましたが、こちらも反応はイマイチ。
残るスプーンが一番手堅いルアーでした。
水深が浅く、底は水草が生えているので重めのものは使いにくいです。
普段重めのスプーンを使っているのでそれを主力にするつもりでしたが、
けっきょくメインで使ったのは1.7gと2.5gでした。
位置にもよりますが、2.5gもあれば池の中央まで余裕で届きます。
ただ、軽いスプーンの標準フックは細軸のものがほとんどですので要交換。
カルティバの「SBL-51」程度であれば、よほど強いタックルで強引なやり取りをしない限り、伸ばされることはないでしょう。
スプーンのカラーは茶や緑といった地味系が無難。
これまでよく使っていたネイティブ用の光り物カラーの反応は全然でした。
(目の前にルアーを通すと、管釣りカラーがスルーされるのに対し、光り物は逃げるレベル)
鹿島槍ガーデン釣行を終えて
鹿島槍ガーデンの印象としては、”規模の大きな朽木渓流魚センター”といった感じでした。
釣り場はまんま朽木の池を倍にした感じ。
魚のアベレージは鹿島槍ガーデンの方が上ですが、種類は朽木の方が豊富です。
クリアポンドという共通点からか、魚のコンディションは全体的に良いとは言えず、
あまり引かない印象でした。
基本的にヒットしてもあまり走ることはなく、その場で鈍いローリングを繰り返すだけでした。
正直なところ、数日前に村○放流が行われたという訳でもない限り、
あまり釣れないとは思っていましたが、まさかここまで釣れないとは…。
ブラウンが多く、ミノーイングが楽しめる釣り場と思っていましたが、
肝心のブラウンの数が思ったより多くなく、大半がニジマスという有様でした。
ブラウンはニジマスよりやる気のある個体が多い印象でしたが、
如何せん数が多くないので釣果に結びつきません。
大半を占めるニジマスは、比較的婚姻色の強いものの反応が良かったです。
そして、”大物”の代表格「イトウ」。
居るのは1匹のみ?
1号池内を回遊しています。
回遊コースから流れ込み左側からだとよく見えると思います。
おそらくどこのイトウもそうだと思いますが、
スレていて口を使う気はほとんどないようなので釣れればラッキーくらいなものかと。
サイトで狙われるせいか、頭付近には引っ掛けられたと思わしき傷がありました。
釣り番組やブログなどで度々見かけ、一度は行ってみたいと思っていた「鹿島槍ガーデン」。
結果はイマイチでしたが、釣りができて良かったです。
正直、ここまで遠征してまたやりたいかと言われると、うーん…な釣り場ですが、
近場なら悪くない釣り場だと思います。