USダイワ ベイトキャスティングリール 「FUEGO CT 100H」のファースト・インプレッション。
「フエゴCT」がどういったリールなのか、スペックと特徴などを解説します。
US DAIWA FUEGO CT 100H
<スペック>
品名 | ギア比 | 巻取り長さ | 自重 | 最大ドラグ力 | 標準巻糸量 | ベアリング | ハンドル長さ |
100H | 6.3 | 67cm | 215g | 6kg | ナイロン 14lb-110m | 5/1 | 90mm |
国内モデル本体価格:19,400円
海外サイト:Daiwa | FUEGO CT
日本サイト:DAIWA : フエゴ CT – Web site
<付属品>
・取扱説明書
付属品は取説のみ。
USフエゴCTの特徴
「フエゴCT」について解説しておきます。
まず、ボディは剛性に優れたスーパーメタルフレーム。
ボディサイズは手持ちの「ジリオンSV TW」と同じくらい。
ボディ自体は細部は異なるものの「タトゥーラCT」と同型でしょう。
サイドカバーは高強度樹脂製。
国内モデルはブレーキダイヤルがギア比毎に色分けされていますが、海外モデルは色なし。
個人的にはこちらの方が好みです。
<リール総重量>
自重:210g
カタログスペック値より5グラム軽い結果となりました。
210グラムという重さは、スタンダードなベイトリールとしては標準的~やや重いくらいです。
90mmクランクハンドル、大径&ロングアームスタードラグ
ハンドルはアルミ製の90mmクランクハンドル。
海外モデルのハンドルノブは力を入れやすいラージハンドルを採用しています。
(国内モデルは上位モデルにも採用されており軽量な「ハイグリップⅠシェイプ ライトノブ」)
スタードラグは、パーミングした状態でも中指が届く操作性に優れたロングアーム仕様。
スタードラグには調整クリックありですが、メカニカルブレーキノブはクリック音なし。
タトゥーラ同様にメカニカルブレーキノブ側からBBを取り外すことは出来ないものの、オイルを差すくらいは可能です。
間違ってもこちら側からパーツクリーナーを吹き付けて洗浄しないように。
ドラグは「UTD – アルティメットトーナメントドラグ」を採用。
海外モデルの最大ドラグ力は国内モデルより1kg強い6kgとなっています。
その他、クラッチについては、海外モデルは簡素なものなのに対し、国内モデルはメッキ+滑り留めラバーシートが貼られたものとなります。
マグフォースZ&超々ジュラルミン製スプール
ブレーキシステムは、キャスト前半のブレーキを強くし、後半を弱くすることで伸びのあるキャストフィールを実現する「マグフォースZ」を採用。
昨今のトラブルレスなSVスプール+エアブレーキではなく、どちらかというと遠投性に優れたシステムとなっています。
スプールは、超々ジュラルミン製のスタンダードなφ34mmスプール。
ダイワ主流のシャフトがない(短い)スピードシャフトではなく、タトゥーラと同じシャフト有りとなります。
<スプール重量>
自重:約17g
昨今のリールからすると、軽量スプールとは言えません。
軽量ルアーにはあまり向かず、3/8oz(約10g)・1/2oz(14g)から使いやすい感じでしょうか。
ファースト・インプレッション
ダイワ ベイトキャスティングリールのエントリーモデル 「フエゴCT」。
基本的なスペックは、TWSを搭載していないタトゥーラCTといったリールとなっています。
本来の実売価格は1万円ほどですが、5千円という激安で手に入れることができました。
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個人的にシマノと比べるとやや劣る印象のダイワ ベイトキャスティングリールのエントリーモデル。
まだ使っていないものの、巻き心地も良く、入門機としては良さそうです。
右ハンドルの海外モデルに限りますが、5千円ほどで入手できることを考えるとかなりお買い得なリールです。
(店舗になくともヤフオクなどで5,6千円ほどで転売されています)
↓こちらは日本モデル