今回はLTコンセプトで番手表記、サイズ感の変わったダイワ 小型スピニングリールについて、従来モデルからLTコンセプトモデルへのサイズ換算をまとめてみました。
汎用小型スピニングリール、従来機1000~4000番からスプールサイズを基にLT機1000~6000番へサイズ換算。
従来から変化したモデル、新たに追加された番手サイズについて解説します。
スプール径の種類
従来機、LT機の各サイズとスプール径は以下の通り。
<従来機:旧/現行モデル>
1000・・・φ40mm
2000・・・φ43mm
2500・・・φ48mm
3000・・・φ54mm
3500・・・φ55mm
4000・・・φ57mm
φ40~57mm 計6種
<LT機:新モデル>
LT1000・・・φ40mm
LT2000・・・φ42mm
LT2500・・・φ45mm
LT3000・・・φ48mm
LT4000・・・φ51mm
LT5000・・・φ54mm
LT6000・・・φ57mm
φ40~57mm 計7種
最小と最大径は変わらず、数だけでいえば1種類増えています。
同番手によるスプール径の比較
“単純” に同じリールの番手・品番から比較した場合のスプール径の変化について。
品番 | 旧スプール径 | 新スプール径 |
1000 | φ40mm | φ40mm |
2000 | φ43mm | φ42mm |
2500 | φ48mm | φ45mm |
3000 | φ54mm | φ48mm |
4000 | φ57mm | φ51mm |
ご覧の通り、従来の感覚で同じ番手を選択すると、LT機では番手が上がるごとにスプール・リールサイズが小さくなってしまいます。
1000・2000番はほとんど変わりありませんが、2500番以上はサイズの変化が大きいのでリール選びには注意が必要です。
スプール径、ローター・ボディサイズを基にサイズ換算
スプール径、ローター・ボディサイズの組み合わせを基に、従来機からLT機へのサイズ換算をしてみました。
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・ダイワ LTコンセプトリールのサイズ感 各番手のボディ構成
・1000番 → LT1000
・2000番 → LT2000
備考:スプール径が1mm縮小、ボディが1サイズ小型化(1000番ボディ)旧2004C相当
・2500番 → LT3000-C
・3000番 → LT5000-C
・4000番 → LT6000
その他、従来機2500Rは「LT3000」。
3000番ボディに2500番スプール・ローターを搭載したRカスタムモデルは、魚種専用機を除き、汎用スピニングリールではルビアス以上のモデルのみラインナップとなっています。
LT4000・5000については、ボディの規格からコンパクトボディの「LT4000-C」、「LT5000-C」のみのようです。
表にまとめると、
従来モデル | LTモデル |
1000 (φ40) | LT1000 (φ40) |
2000 (φ43) | LT2000 (φ42) |
– | LT2500 (φ45) |
2500 (φ48) | LT3000-C (φ48) |
– | LT4000-C (φ51) |
3000 (φ54) | LT5000-C (φ54) |
4000 (φ57) | LT6000 (φ57) |
従来モデルから変化した番手サイズ
2000番はスプール径が1mm縮小、ボディが一回り小さくなり、2000C相当となって「LT2000」へ。
3500番は廃止され、4000番と統合して「LT6000」となりました。
LTコンセプトで新たに追加された番手サイズ
従来機2000番と2500番の間を埋める「LT2500」。
旧3000番のスプール径を小口径化したサイズ感の「LT4000-C」。
近年バットガイドが小口径化されたロッドに対応するため、ボディサイズはそのままにスプール径を小口径化したモデルが新たに追加されました。
更に番手によっては同じボディサイズでも従来機よりギアのサイズが若干大きくなっているようです。