先日購入した富士の新型リールシート 「TVS」、「PTS」、「PLS」を早速塗装しました。
まずは塗装前の下地処理。
紙ヤスリ(耐水ペーパー)でパーティングラインを消し、表面を均します。
400番→600番→800番の順番でサンディング。
粉が出るので水に着けながら作業すること数時間・・・。
ようやく終了。。
この作業が地味に面倒です。
しかし、ここを疎かにすると仕上がりに左右するので手は抜けません。
次は塗装。
ノンシモンで軽く脱脂後、いつものミッチャクロンを吹いてからエアーウレタンを吹きます。
今回はつや消しブラックとブラックM(メタリック)の2色。
4,5回重ね塗りしました。
だいたい1~2回目は下地作りで、3~4回目から発色します。
ちなみにリールシートの塗装に使う塗料についてですが、「ウレタン」一択です。
価格、入手性から真っ先にラッカー(アクリル)塗料が候補に上がるかと思われます。
しかし、ラッカー塗料は何回重ね塗りしようが塗膜が弱く、
手に触れるリールシートには不向きな塗料です。
塗装直後は大丈夫そうに見えますが、使っていく内に溶けたり、
剥がれたりと実用に耐えません。
ラッカーと比べるとウレタンは割高ですが、価格に見合う塗膜強度があります。