スプーンでなかなか釣れにくくなっているこの時期(4月中旬~)に、
通天湖で大物を含め多くのヒットルアーとなっている「セニョールトルネード」。
簡単に作ることができたので、自作トルネードの作り方を紹介します。
■ZacT craft セニョールトルネード
(持っていないので兄から借りました)
曲げて使い、螺旋を描いて泳ぐルアーです。
よく釣れることからフェザージグと同じで“邪道”扱いされるルアーです。
自作する前に本物のサイズ等を。
全長:125mm
スペースが空いていないと曲げることができないので、7mmほど隙間があります。
ビーズは、直径:約3mm、高さ:約2mmのビーズが50個入っています。
自重:約1.8g
<材料>
▼トルネード製作に必要な材料一覧
・ビーズ 2~4mm前後
・針金 0.55~1.2mm以内
・スイベル(ヨリモドシ) 6~8番
・スプリットリング #0
・シングルフック #6
ビーズは手芸用品店、百均(ダイソー)で入手可能です。
今回はダイソーのビーズを使用しました。
■ダイソー ビーズ
ダイソーのビーズは何種類かありますが、写真のものがトルネードにちょうど良いサイズです。
「ちょうど良い」とは言ったものの、本物より大きいか小さいサイズのみで
ほぼ同じサイズは見つけることが出来ませんでした。
続いて針金。
■針金
左がステンレス製の針金で、右がカラー針金(ビニール被覆された鉄?製の針金)。
本物は右のカラー針金で作られています。
ステンレス製でも作れなくはないのですが、硬いので曲げ辛く、アイが作りにくいです。
線径は、ビーズが通る太さで約0.5mm~1.2mmが目安です。
<作り方>
1.適当な長さに針金を切り出します。
2.スイベルを通し、アイを作ります。
ちなみにこのような専用プライヤーがあります。
もちろん適当な棒状のもので代用可能です。
3.ビーズを通します。
40~50個が目安。
4.スプリットリングを通し、アイを作ります。
この際、最低でも7mm以上スペースを空けること。
5.最後にフックを付けます。
完成
一番上が本物、下が自作したトルネードです。
こんな具合にビーズの色、個数、全長などを変えたり、
夜光玉を通すなど様々なバリエーションが製作可能です。
<重量>
上で作った自作トルネードの重量は以下の通りです。
▼ダイソービーズ(小)50個、0.55mmステンレス針金
自重:約1.4mm
▼ダイソービーズ(大)40個、1.2mmカラー針金
自重:約4.2mm
<実釣>
兄が自作したトルネードで52cmのロックトラウトを釣り上げました。
自分は同じ邪道系ルアーではフェザージグの方が好きなので、
たぶんこれはほとんど使うことがないと思います。(笑)
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