issei PEスプール用のダイワ 「18 キャタリナ TW 100SHL」を購入しました。

まだ実釣で使っていませんが、いつものファースト・インプレッションを上げておきます。

ダイワ 「18 キャタリナ TW」の特徴とスペック

スーパーメタルハウジングで堅牢、ライトジギングシーンで活躍する「投げられる」SWベイトリール

■堅牢スーパーメタルハウジング
ハンドル側サイドプレート、メインフレーム、ブレーキ側セットプレートを金属化した事でまるで丸型ベイトのような剛性感。

■TWS搭載
飛距離、トラブルレスを支えるダイワベイトのオンリーワンテクノロジー。

■キャスティング対応
『マグフォースZ』を搭載し、タチウオにおける東京湾、駿河湾の横引き釣法に対応。
伊勢湾ライトジギングでのちょい投げはちろん、キャスティングタイラバにもしっかりと対応。
*シーバスやロックフィッシュにもお使い頂けます。(※フロロライン使用時はブレーキを強めに)

■幅広いSPOOL互換性
特にZILLION1500番シリーズとの互換があり、1516なら1.0-300、1520なら1.0-400とDEEPタイラバ等にも対応。

引用元:DAIWA : キャタリナ TW – Web site

ラインナップ・スペック、付属品

品名 ギア比 巻取り長さ 自重 最大ドラグ力 スプール径 標準糸巻量 ベアリング ハンドル長 本体価格
100SH/100SHL 7.3 81cm 225g 6kg 36mm PE 2号-150m 6/1 100mm 37,400円
100P-RM/100PL-RM 4.9 55cm 225g 7kg 36mm PE 2号-150m 6/1 100mm 37,400円

ラインナップは、ギア比違いの「100SH/100SHL」と「100P-RM/100PL-RM」の4種。

「100P-RM/100PL-RM」は、P:パワーギア(ローギア)、RM:楽巻きコンセプトの略称。

今回購入したのはスーパーハイギア、左ハンドルの100SHLです。

ギア比によってリールの差し色が変わります。
(SH:レッド、P:ピンク)

<付属品>

・取扱説明書
・展開図&部品表
・アンケート登録ID番号カード




「ジリオン TW HD」ベースのタフコンセプトベイト

「キャタリナTW」は「ジリオン TW HD」をベースとしたタフコンセプトベイト

詳細は後述しますが、ベース機から一部の採用技術をオミット・変更しており、ベース機より安価になっています。

ソルトでのライトジギングを想定したリールとなっており、「投げられる」SWベイトリールということでキャスティングにも対応。

【デザイン】 地味めなカラーリング

ボディカラーは、青みがかったマットブラック。

同じキャタリナの名を冠した「キャタリナIC」と同系統のカラーになっています。

正直なところ価格の割に少し安っぽいなぁと思います。

それと、個人的に差し色の赤が微妙…。

ロックプレートくらいはいいですが、社外品のようなメカニカルブレーキノブとクラッチの赤が要らないかな。

こちらは交換できるのでジリオンHDなどの部品を取り寄せて自分好みにカスタマイズしたいところです。

【フルメタルボディ】 堅牢&高剛性 スーパーメタルハウジング

タフコンセプトベイトということで、メインフレーム、ギア側サイドプレート、ダイヤル側セットプレートがアルミ製のフルメタルハウジングボディとなっています。

これにより、ロープロ型でありながら丸型リールに近い剛性感を実現。

もちろんロープロ型なのでパーミング性はまずまずです。

「ジリオンSV TW」と比較すると、ややボディが幅広なくらいで高さは変わりません。

続いて外観をチェック。

正面はお馴染みの「TWS T-ウィングシステム」。

表記されていませんが、レベルワインドはPEに特化したラインが喰い込みにくい「ハイスピードレベルワインド」仕様です。

近年主流になりつつあるタイプのダイヤル側サイドプレート。

サイドプレートはボディ下部のレバーを動かしてロックを解除します。

生産国は、MADE IN THAILAND タイ製。

自重は220グラム

軽量とはいかないまでも決して重くはない重量です。

耐久性に優れたハイパーデジギアを搭載

このリールで地味に優秀なのが搭載されているギア。

キャタリナTWはダイワ製ベイトリールで最高峰の耐久性を誇る「ハイパーデジギア」を搭載しています。

ボディの堅牢・高剛性と合わせて嬉しい仕様です。

100mmハンドルにATD、ドラグ引き出しクリック音つき

ハンドルは、100mmのアルミ製クランクハンドル

ノブは力を入れやすく大きすぎないパワーラウンドEVAを採用。

ドラグはベース機のジリオンHDがUTDだったのに対し、こちらは「ATD-オートマチックドラグシステム」を採用しています。

想定される用途の違いから、基本ドラグフルロックで使うバスフィッシングにはUTDを、PEラインを用い、ある程度ドラグを効かせる必要のあるソルト全般の釣りには、ドラグの滑り出しに優れたATDが採用されているようです。

更にドラグ動作時に音が出る「ドラグ引き出しクリック音(ドラグクリッカー)」も搭載。

どうもATDとドラグクリッカーはセットのようですね。

ドラグが出ているのが分かりやすいですし、何より楽しいのでこちらも嬉しい仕様です。

マグシールドBBは非搭載ながらもオールCRBB

ベース機である「ジリオンTW HD」には「マグシールドボールベアリング」が搭載されていましたが、「キャタリナTW」には搭載されていません。

ソルトで使うことを考えると本来ならマグシールド搭載の方が良いのでしょうが、個人的にはない方がありがたいです。

まず、その効果が微妙ですし、何より高価。(部品注文で1個4,000円)

正直言って防錆ベアリングの「CRBB」で十分です。

そのCRBBも6BB中すべてがCRBBとなっています。
(ハンドルノブ内はBBなし)




【キャスティング対応】 φ36mmスプール×マグフォースZ

次にキャスティングの要となるスプールとブレーキシステムをチェック。

スイッチオープン式になり、従来のダイヤルネジ式と比べて非常に開けやすくなりました。

レバーを動かしてロックを解除すればサイドカバーをスライドさせないでそのまま引き抜けます。
(初見ではつい回そうとしてしまいますね)

φ36mm 超々ジュラルミン製スプール

キャタリナTWは、φ36mm 超々ジュラルミン製スプールを搭載。

RCSB1500互換のジリオンHDなどの同じ36mm径のスプールと互換性があります。

<スプール重量>

自重:18.31g(BB込み)

まぁこんなものかなといった重量です。

キャスティング対応といっても陸からフルキャストするほどは想定されていないため、ブレーキと合わせてマイルドな仕様となっているようです。

マグフォースZ PEチューン

ブレーキシステムは、「マグフォースZ PEチューン」。

製品ページにはマグフォースZとだけありますが、カタログにはマグフォースZ(PE)表記。

「フロロライン使用時はブレーキを強めに」とあるのでPEに特化させたブレーキで間違いないようです。




【Fインプレ】 コスパに優れたタフコンセプトベイト

ライトジギング用ということでルアーマンに注目されることがなく不人気なリール。
(不人気というか存在が地味な印象)

そのせいか一時は半額近い安値で投げ売られていたこともあったようです。

しかし、その性能はなかなか。

36mm径のベースリールとして、非常に優秀なリールです。

フルメタルボディ

ハイパーデジギア

マグシールドベアリング非搭載

ATD&ドラグクリッカー

上2つはもちろんのこと、個人的にATDとドラグクリッカーの組み合わせがポイントです。

issei × SLP WORKS 「HLC1500PEスプール G1」を搭載予定

このリールは偶然購入することができたレアスプール、issei × SLPワークスの「RCSB HLC1500PEスプール G1-issei」用に購入しました。

このスプールを導入することでPEラインでのキャスティング性能が向上し、ベイトシーバスなどに使いやすくなるはずです。

issei × SLPワークス「RCSB HLC1500PEスプール G1-issei」購入