今度はカルティバのNEWシングルフックをチェック。
スプーン用の「SBL-47」、プラグ用の「SBL-37M」をそれぞれ既存のフックと比較しながらみていきます。
■ カルティバ SBL-47
大好評のエリモン(SBL-67)を中軸にカスタマイズ!全サイズノマスに対応するエリアの基本フック!!
フッ素メッキによるバレを鈎形状で防ぐ
●圧巻の貫通性:内側ストレート、外側カーブの鈎先がエグルように「ググッと」突き刺す。
●角が刺す:トラウトの硬い口も角が押し刺す。
まずはスプーン用の「SBL-47」。
こちらは現行の大物用フック「SBL-67 エリアモンスター」通称”エリモン”の中軸仕様。
太軸のエリモン(#4 線径:0.81mm)から中軸(#4 線径:0.72mm)になり、更にフッ素コートが施されています。
針形状はエリモンと同一です。
サイズ展開:#10,#8,#6,#4
線径:#10 0.54mm,#8 0.57mm,#6 0.64mm,#4 0.72mm
入り数:#10 12本,#8 12本,#6 11本,#4 10本
メーカー希望小売価格:300円
<SBL-51と比較>
現在メインで使っている同カルティバの「SBL-51」と比較してみます。
▼サイズ比較
左:SBL-47、右:SBL-51
上から#8,#6,#4
フトコロはほぼ同じくらいの広さ。
SBL-47の方が1mmほど短軸になっています。
▼形状比較
末尾”7”系のフック(SBL-47,SBL-67)と、”1”系フック(SBL-31,SBL-51)の違いは針先の形状。
1系がカーブ?なのに対し、比較的新しい型の7系はストレートです。
“掛ける”分には7系の方が貫通力が高そうですね。
■ カルティバ SBL-37M クランキングイメージ
次はミノープラグ、クランクベイト用の「SBL-37M」クランキングイメージ “イメクラ”。
表層やクランクなどボリューム系プラグに最適!スレたついばみバイトも確実に掛ける。
フッ素メッキによるバレを鈎形状で防ぐ
●短軸仕様:ショートシャンクがフッキングパワーの伝達をツムーズに!
●圧巻の貫通性:ストレート鈎先で、初期掛かり抜群!
●ホールド力に優れる:ワイドゲイブでバレを防ぐ。
サイズ展開:#10,#8,#6,#4
線径:#10 0.51mm,#8 0.54mm,#6 0.57mm,#4 0.64mm
入り数:#10 12本,#8 12本,#6 12本,#4 11本
メーカー希望小売価格:300円
これまでカルティバでバーブレスの縦アイフックは「SBL-55M」のみでした。
この「SBL-37M」は形状だけでなく、細軸化・フッ素コーティングで現在の管釣りシーンにマッチしたフックとなっています。
「SBL-55M」は管釣りのレギュラーサイズ相手にはオーバーパワーでした。
<SBL-55Mと比較>
縦アイのフック定番「SBL-55M」と比較します。
▼サイズ比較
大きさは僅かに「SBL-37M」の方が短軸になっています。
▼形状比較
形状は「SBL-47」と同じく、針先がストレートに。
角度のついたフトコロがホールド性を高めてくれそうです。
カルティバのNEWフック 「SBL-47」と「SBL-37M」。
定番とはいえ、やや古臭いイメージのあったカルティバのシングルバーブレスフック。
刺さり重視の柔なフックが多い中、細過ぎずほど良い線径でレギュラーサイズから大物まで幅広く活躍しそうです。
「SBL-37M」は管釣りだけでなく、渓流トラウトにも良さそうですね。
オーナーシングルフックSBL-47(No.11725)#6 |
オーナーシングルフックSBL-37M(No.11724)#8 |