未だ処分価格にならないシマノの「12 アルテグラ」。
総合カタログを眺めていて、ちょっと気になったことがあったのでネタにしておきます。
以下、2017年度シマノ総合カタログより。
この度の「17 NEWアルテグラ」だけでなく、旧モデルの「12 アルテグラ」まで掲載されています。
そういえば前もそうだったなと思い、以前の総合カタログを見てみると、
16年のカタログでも新旧ヴァンキッシュが両方共掲載されていました。
その他にも、基本的に今年モデルチェンジのあったリールは新旧両モデルが掲載されていました。
どうやらシマノはモデルチェンジの際に、比較のためか新旧両モデルを掲載しているようです。(モデルチェンジした年のみ)
ナスキーも新旧両モデルが載っていますが、こちらは例外?
「13 ナスキー」は、「16 ナスキー」のラインナップにはない500HGのみ掲載されています。
Gフリーボディを新造するまでもない番手、ということで残しているのでしょう。(憶測)
他にカタログを見ていて気になったもので、スコーピオンの扱い。
昨年新モデルが発売されたスコーピオンシリーズ。
当時はあまり興味がなく、特に気にしていませんでしたが、サイズ別として新旧両モデルのスコーピオンがまとめて掲載されています。
「16 スコーピオン」はスプール径が小さめのΦ32ミリだったので、何だかなぁ…と思っていましたが、どうやら「16 スコーピオン」はモデルチェンジではなく、追加モデルということだったようです。
とはいえ、14年モデルと16年モデルのスコーピオンは別物。
単純にボディだけでなく、ブレーキも異なります。
▼14 スコーピオン
・Φ34mm
・SVS∞(2014年式)
▼16 スコーピオン
・Φ32mm
・NEW SVS∞
14年モデルは、昔ながらのシマノユーザーには評判のよくなかった外部調整可の「SVSインフィニティ」を、16年モデルは改良型の「NEW SVSインフィニティ」を搭載しています。
一緒にするのは少々紛らわしいかと。
仕様一覧を見ないと分からないので誤解を招きそうです。
オマケで、個人的に気になっている今年のNEWロッド「トラウトワン NS」。
モデルチェンジで型落ちだと思っていた「トラウトワン ネイティブスペシャル」はMLパワーのみ残っています。
シマノは同名の新型モデルが登場しても、必ずしもすべてがモデルチェンジということではないようです。
肝心のアルテグラですが、「17 アルテグラ」の方に”生まれ変わった”とあるのでモデルチェンジということで間違いないはず。
それでも旧型が値下がりしないのは、クイックレスポンスシリーズの最安モデルということで値下げするまでもないという販売側の判断でしょうか。