分解厳禁のモノコックボディを開けてみました。

【分解厳禁】 ダイワのモノコックボディ

ダイワ 「16 セルテートHD」で採用され、以降「18 イグジスト」、「19 セルテート」、「20 ルビアス」のメインボディに採用されている『モノコックボディ』。

その構造上、ボディに “ネジ” がなく、従来のボディのようにドライバーを使っての分解ができなくなっています。

マグシールド以来、分解厳禁がメーカーの方針。

当たり前ですが、ダイワ(SLP)から専用のツールなんてものは発売されていません。

それでも分解してみたくなるのが道具オタクの性っていうもの。^^;

ボディの蓋となっている「ボディカバー」の形状を見る限り、どういった形状のツールを造れば良いかは何となく理解できます。

そこで適当なサイズのアルミ丸パイプを買ってみたのですが、微妙にサイズが合わない…。

ネット上を探してもピッタリのサイズのものが見つからなかったため、ツールの自作は断念しました。

この手の治具はチューンメーカーなどが専用ツールを発売していることがあり、探してみるとあっけなく発見。

2018年の時点で発売されていたのですね、専用ツール。

【城峰オリジナル】 P-works P-TOOL 必殺仕事棒2

城峰釣具店」というお店が販売している、P-works P-TOOL 必殺仕事棒Ⅱ

このP-TOOLで一部のボディパーツを外すことができます。また、大きいベアリングのチェックが可能です。

出典:P-works P-TOOL 【必殺仕事棒Ⅱ】 – 釣り具の通販サイト 城峰釣具店



本体価格は2,500円(税込)。

送料160円で発送してくれます。

対応は迅速で午前中に注文し、翌日には届きました。

親切に回す方向が書かれています。

もし逆ネジだったらどうしようと思っていました。^^;



本体はアルミ製で先端はこんな形状。

予想通りの形状ですね。

モノコックボディのボディカバーを外す方法

「必殺仕事棒2」、早速使ってみることに。

今回は20ルビアスのボディカバー(エンジンプレート)を外してみます。

「必殺仕事棒2」の先をボディカバーの溝に嵌め、メガネレンチ(#12)を掛けて回します。
(反時計回し)

キツイものと思っていましたが、意外とあっけなく回りました。

ボディカバーの取り外しに成功。

ボディカバーを外してみることが目的なので今回はここまで。

ドライブギアを外すには、たぶん反対側も外し、ギアシャフトに掛けられているであろうストッパーを外してやる必要があるはず。

今回は新規のリールなので本体をバラす前に、一度ノーマルの状態で使ってみたいと思っています。

<注意事項>

当たり前ですがリールの分解は自己責任です。

分解時にボディ・ボディカバーを破損させても該当部品は注文できません。

メーカー修理を受け付けてくれない場合もありますので、くれぐれも分解は自己責任でお願いします。