1月10日、釣り始めに嵐山フィッシングエリアへ行って来ました。
例年、釣り始めは1月2日に通天湖に行くことがありましたが、今年はその日に行くことはできたものの何となく行かず仕舞い。
この時期は管釣り以外にこれといって釣りをする機会がないので、管釣りに行かないとなかなか釣りが始まりません。^^;
この日は「放流日」。
人が多いことが予想され、普段なら避けていたところですが、この日は平日で午後からの天気も悪い予報。
せっかくの休日ということもあり、行ってみることにしました。
放流日に釣りに行くのはこれが初めての経験です。
【当たり日】 高活性の放流魚で爆釣!
それほど気温は低くない予報でしたが早朝はさすがに寒く、桟橋には霜が下りています。
放流日ということで釣り人が多いと思っていましたが、予想に反して釣り開始の早朝7時時点で釣り人は自分達以外ゼロ。
それでも8時くらいには続々と押し寄せるだろうと、釣り座は人が多くなることを考慮してあまり人気のなさそうな桟橋(エリアB側)の中央付近に構えます。
まずは軽いスプーンで表層を探りますが、前回に続いて今回も反応なし。
何か別のものをと手に取ってみたライトSW用のシンキングペンシル 「レイジー」に一投目からヒット!
これが2018年のファーストフィッシュとなりました。
シンペンというエリアトラウトにないカテゴリのルアー、ハマったものと思いきやただの偶然だったらしく単発で終了。^^;(汗)
軽いガイドの凍結もあり、放流まであまりやる気がないので早速フェザージグを投入。
当たりは少ないものの、とりあえず2匹目を追加。
8時過ぎには魚を積んだトレーラーが到着し、9時前からいよいよ放流開始。
来場した釣り人全員(自分たちを合わせても6人ほど)が生簀を引っ張るお手伝い。
エリアA用の大型レインボーが入っていました。
エリアBに放流されたニジマスが活気づけ始め、旧桟橋の釣り人がバンバン竿を曲げています。
これに続けてと、放流の定番カラー オレ金のスプーンを投げてみますが、なぜか無反応…。(汗)
10投ほどしたところでルアーチェンジ。
試しに投げてみたクランクベイト(ボトムクラピー)にすぐにヒット!
どうやら表層ではなく中層で当たるようなのでそのままクランクを引き続けます。
偶然ではなかったようでその後もクランクでキャッチ。
普段は30ないくらいのチビマスがレギュラーサイズといったところでしたが、放流されてからは30半ば~あたりのサイズになり、引きも元気一杯。
グラスロッドが面白いくらい曲がります。^^;
2,3投に一回ペースでアタリがありますが、ルアーがルアーなのであまりフッキング率は良いとはいえません。
更に2,3バイト拾ったところですぐにフックが伸びたり、折れたりするのでヒット数の割にキャッチまでは7割程度。
標準の如何にも刺さりの良さそうなフックは2,3バイトも拾えばすぐにダメ。(最悪一発アウト…)
かといって「SBL-55M」は折れたり曲がったりはほとんどしないものの、太軸のせいか針先がダメになりやすいようで、けっきょくキャッチ率はあまり変わりありません。
フックを交換する時間が惜しく、割と何でも当たりそうな雰囲気なので手持ちのクランクをひたすらローテーション。
似たようなレンジの「カミオンマグナム ドレッジ」で。
同じ場所でずっとクランクばかり投げているとアタリが遠のくので、合間にフェザージグを挟みます。
ようやくハートデザイン 「ライトウィングJH」での写真が撮れました。
クランク7割、フェザージグ3割の割合でポツポツ釣っていきますが、次第にレンジが下がってきました。
更にレンジを落とし、一番潜る「マグナムクラピー D2R」でヒット。
50アップの大物トラウトも混ざりました。
放流の祭、大物も漏れてエリアBに混ざったようなので今回の放流魚だと思われます。
(元々の大物もいます)
かわいそうなことに片目がありません。
再びフェザーで。
中層で当たるらしく、隣りで兄がバンバン釣っていますが、自分にはイマイチ…。
巻きフォールで当たるらしいのですが、どうも対応できず数を伸ばせません。(汗)
段々とアタリも遠のいてきたので、最近お気に入りの土手沿いへ。
フックを交換したボトムクラピーに4ヒット。
やはり端っこの方が魚が溜まりやすいようです。
桟橋に戻り、久しぶりにスプーンを投入。
オレ金のスプーン(ノアB)でようやくキャッチ!^^;
ヒットレンジは中層(ざっくり)。
普段スプーンの巻きは、表層を軽いスプーンで適当に巻くか、重めのスプーンで底からの巻き上げしかしないので正直対応できません。(汗)
営業終了1時間前、旧桟橋が空いたのでそちらへ移動してみました。
既にしこたま釣られた後ですが、それでも反応は新桟橋側よりはあるようでポツポツと釣れます。
「シケイダー」の表層巻きに中型がヒット!
表層だったのでバイトの瞬間が見られました。
その後もクランクとスプーンでポツポツと追加。
この一匹を釣ったところで営業終了時間の5時になり、納竿としました。
釣果は51匹。(兄は60ちょっと)
ここでの自己記録が53匹なので惜しくも更新ならず。
いつもはフェザージグやらバベルなどのボトム系スプーンでの釣果が8割方を占めることがほとんどですが、今回は8割方クランクベイトでの釣果となり、本来の管釣りらしい釣りが楽しめました。(^^)
サイズも30~40ちょっとがほとんどで引きも上々。
3連続で50アップも混ざり良い結果となりましたが、この日の全体的な釣果としては正直言って微妙なところ。
周りの釣れ具合を見る限り、上手い方はそれこそ1,2投で1匹ペース、大げさではなく100匹を優に越えていたと思います。
(しかもフェザーやボトムスプーンの類ではなく、純粋にスプーンで)
けっきょくこの日の釣り人は計6,7人ほどと意外と少なく、その中で一番長い間釣りをしていた自分が一番釣れていなかったという始末…。(汗)
管釣りらしい釣りを楽しめた反面、一番腕の未熟さを体感した一日でした。
タックル&ヒットルアー
この日のタックルとヒットルアー。
<タックル>
▼スプーン、ボトムの釣り全般
ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント 62/TZ NANO
リール:ダイワ 07 ルビアス 2004 + 08 プレッソ 1003スプール + ZPI タクティカルカーボンハンドル
ライン:モーリス VARIVAS スーパートラウトエリア マスターリミテッド スーパーエステル ネオオレンジ 0.4号 + フロロリーダー 3lb
▼お試し・お遊び用
ロッド:パームス シルファー グラスモデル SYCVi-53UL
リール:ダイワ 17 セオリー 2004H + ZPI タクティカルカーボンハンドル
ライン:東レ シーバスPE シャローフィネス 0.4号 + フロロリーダー 3lb
▼クランクベイト用
ロッド:オリジナルロッド 62ULB-G
リール:シマノ 16 アルデバランBFS XG
ライン:ラパラ ラピノヴァX 0.4号 40m + フロロリーダー 6lb
今回、最近大活躍のバチプロはお留守番。
放流日で人が多いことが予想される日に、ウ◯コ色のバチプロは恥ずかしいとの理由で。
(まぁ知らない人が見ればNEWシルファーも大概なんですが)
ブルカレもあることですし、バチプロがなくても十分に釣りになると踏んでいたんですが、結果的に失敗でした。
賑やかしのつもりだったベイトタックル。
とりあえず持ち込むことの多いベイトフィネスタックル。
いつも1,2匹釣れれば良い方なほど出番の少ないクランク用グラスベイトロッドですが、今回は大活躍。
これがなかったらせっかくの当たり日を楽しめませんでした。
このタックルでは一生分釣った気がします。^^;
購入したばかりのNEW渓流ルアーロッド 「シルファー」。
渓流での使用はまだまだ先になるのでこの機会に使ってみました。
ネイティブトラウトとエリアトラウトは似て非なる釣りなので、やはり渓流ロッドは管釣りに向きません。(逆もまた然り)
グラスなので魚を掛けてからはそれなりに曲がるものと思っていましたが、予想以上にバットがしっかりとしており、正直グラスの意味あるのかといったところ。
<ヒットルアー>
左上から
・タックルハウス エルフィン シケイダー 38F
・ラッキークラフト エアーブロー 33F
・ムカイ フルスペック 35DR
・スミス カミオンマグナムドレッジ
中央上から
・ラッキークラフト ディープクラピー
・ラッキークラフト ボトムクラピー
・ラッキークラフト マグナムクラピー D2R
右上から
・ダイワ 月下美人 澪示威 35S
・ロデオクラフト ノア-B
・自作フェザージグ
それと、ロストしてしまったため写真内にありませんが、ハートデザインの「ライトウィングJH」0.9g、1.5g。
クランクが一番釣れると信じて投げられたため、使用頻度は一番でした。
普段あまり使うことがないのであまり持ち込んでいないクランクですが、この日は総動員。
正直何でも良かった感はありますが、比較的イエロー系の明るめな色が当たりでした。
中でもボトムクラピーでのヒット数が一番多かったです。
この日はラインブレイクで「ノアB」一つと、よりにもよって数少ない「ライトウィングJH」を2個ロスト…。
これまで根掛かり以外でラインブレイクなんてほとんどしたことがなかったのですが、この日はバイトが深いせいか、ヒットした瞬間にスナップ付近で切られることが計3回もありました。
単純にバイト数自体がいつもの倍以上だったのでリーダーが傷ついていた可能性も考えられます。
釣れているときこそ要ラインチェックですね。