繰り返し使えるハンディウォーマー、ハクキンカイロ 「ハクキンウォーマー」のインプレ。
<付属品>
・カイロ本体
・注油カップ
・袋
・説明書
注)オイルは付属しません。
別途専用の「ハクキンカイロ指定ベンジン」が必要です。(ZIPPOオイルで代用可)
ちなみにZIPPO 「ハンディウォーマー」のOEM元はハクキンカイロ。
カイロ本体に大きな違いはありませんが、付属の給油カップが異なるようです。
ハクキンカイロのものの方が使いやすいようようなので、特にこだわりがなければこちらがオススメ。
ハクキンカイロの使い方
ハンディウォーマーの使い方を紹介します。
カイロ本体、カップの他に、専用ベンジン(ジッポーオイルで代用)、ライターかマッチが必要です。
カイロの「フタ」を外し、本体に嵌められている「火口」を外します。
火口を外した状態。
ここにベンジンを染み込ませます。
付属の注油カップを本体にセット。
注油カップは下部の給油口が回るようになっており、カイロに対し横にした状態でロック、90°回すことで口が開放される仕組みです。
セットしたカップに専用ベンジンを注ぎます。
(写真では入れていません)
カップに2本の線が入っており、上の線が1カップ、下の線が半カップの目印。
スタンダードサイズで2カップ、今回使用したカイロはミニサイズなので1カップ半入れます。
ベンジンを入れた状態でカップを90°回し、本体(タンク)にベンジンを注ぎます。
規定量入れたところで火口をセットし、ライターかマッチで火を点けます。
この時、本体を逆さまにした状態で火を点けてはいけません。
点けにくいですが、必ず火口を上にした状態で火を点けてください。
火が点いたこと(ライターの用に火が出るわけではありません)を確認して付属の袋に入れます。
以上、長くなりましたが、何のことはないオイルを入れて火を点けるだけの簡単な作業です。
【レビュー】 思った通りの温かさ 指先の悴み解消に便利
寒い次期がメインとなる管釣り(エリアトラウト)で使ってみました。
まず、肝心の温かさですが、袋越しだと一般的な使い捨てカイロ程度の温かさ。
ずっと手に持っている分には温かいですが、たまに触れる程度では正直物足りません。
釣りをしている最中にずっと触っているわけにはいかないので、一番の使い道は寒さで手(指先)が悴んだとき。
指先が悴んだときは袋から出して直に触ると冷えが解消されます。
(ちなみに直に触るからといって袋から出した状態で服のポケットに仕舞うのは禁物)
カイロ直接だと、ホットの缶コーヒー程度の熱さ。
今まで指先が悴んだときはあたたかい缶飲料を買って暖をとっていましたが、すぐに冷えてしまうので当然その場凌ぎ。
(もちろん中身を飲んでしまえば尚更)
ハンディウォーマーなら繰り返し使え、発熱の持続時間も規定通りでした。(スタンダード:24時間、ミニ:18時間)
指先の悴み対策というかなり限定的な使い方ですが、冬場の釣りはこれが一番辛いので十分に効果があるアイテムだと思います。
少なくとも買って損はありませんでした。