シマノ 「17 カルカッタ コンクエスト BFS HG」をもう少しチェック。

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サイドカバーの開け方や、触っていて気になったところ、丸型リールの魅力を紹介します。



サイドプレートの開け方 スプールの取り外し方

ロープロタイプと比べると、ひと手間多いサイドプレートの開け方、スプールの外し方から。



まずはクラッチ横のレバーをOPEN方向(↓)に下げます。

すると、サイドプレートのカバーが浮き、左右にスライドできるようになります。

次にサイドプレート本体のレバーをOPEN方向にスライドさせます。

これでサイドプレート本体を横にスライドさせ、ボディから引き出すことができるようになります。

そのままスプールも引き出すことができます。



こちらが「FTBユニット」。

磁石が左右4個ずつ嵌められるようになっており、標準では3個×2の6個、写真では付属の磁石を追加して4個×2のMAX8個となっています。



その他、サイドプレートカバーに開けられた穴の裏に設けられた樹脂製プレート。

ギアボックス側も一部樹脂プレートで覆われており、中のギアが薄っすらと見えます。

このプレートを外してグリスアップでもできるのか、自分のリールではないので検証できません。



【気になったところ】 露出したレベルワインダー

気になったのがレベルワインド。

遊びが多く、触るとグラグラします。



また、レベルワインドが外部に露出しているため、握り方、手の大きさによってはレベルワインドに当たるかもしれません。

自分は手が小さいので問題なし。

まぁよほど手の大きな(指の長い)方以外は問題ないでしょう。

ちなみにセーフティレベルワインド機構なる安全装置が採用されており、万が一指が挟まれたり異物が噛み込んだ場合に破損防止になるようです。



【丸型の魅力】 アルミ削り出しメタルフレーム 【高剛性】

丸型リールといえば、剛性感溢れる?メタルフレーム。

やはりアルミ削り出しのメインフレームはとにかくカッコいいですね。

これまでロープロ型で特にパワー不足は感じたことがないものの、使いたいと思わせられるだけの魅力を感じます。



性能で言えば手持ちの「16 アルデバランBFS XG」で十分ですが、見た目、所有感(これは自分のものではありませんが)は断然カルコンが上。

渓流トラウト、エリアトラウトでの巻きの釣りに欲しくなってきました。

もう少し安いといいんですけどね。

丸型は総じて高価なのがネックです。