シマノ 「17 ソアレCI4+」 500Sの実釣インプレッションです。

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圧倒的な軽さ、コンパクト性

軽さに全振りしているだけあって自重は最軽量。

サイズも小さいので玩具っぽさ・チープさが際立ちます。^^;



ロッドとのバランス

これだけの軽さ。

ロッドも軽量なものでないとバランスがとれず、最大の特徴を活かせません。



手持ちのロッドで最軽量の「ブルカレ 62TZ」にセットし、つり合うところをみてみました。

▼ブルーカレント 62TZ NANO(自重:50g)

ちょうどフォアグリップの中間にきています。

理想的とはいえませんが十分にバランスが取れている方だと思います。

実際先重りを感じることなく、総重量200グラム以下の軽量タックルの出来上がり。

ちなみに220gのリールをセットすると、もう1cmほど後ろにきてベストバランスになります。



リールの軽さを活かすなら最低でも自重50グラム以下のロッドがベストでしょう。

もちろんロッド自体のバランスにもよりますが、ここまでの軽さのロッドだと相当なショートロッドに限られます。

自作チタンティップロッドや、最近発売された がまかつの「LUXXE 宵姫 天」など、自重40グラム以下のロッドが最良です。



巻き始め、リーリングの重さ

気になったのが巻き始め・リーリングの重さ。

このリール、「500S」との表記ですが、ギア比(5.6)から実質”500HGS”といえます。

唯でさえ小さなボディにハイギアを積んでいるせいか、巻き重りがちょっと酷い…。

お世辞にも軽快にリーリングできるとは言えないレベルです。

35ミリというショートハンドルも巻きの重さに拍車をかけているようです。



実釣インプレッション

一応2回実釣で使いました。

が、肝心の魚がおらず、とても実釣できたとは言えない内容に…。(汗)

禄に魚は釣れませんでしたが、それでも十分に分かったことがあります。



このリール、自分には合わない・必要ないです…

軽さは圧倒的でそのアドバンテージは理解できますが、如何せんそれ以外が…

自分はこの手の釣り(ライトゲーム全般)には、リールそのものの軽さだけでなく、リーリングの軽快さを求めています。

巻き続けるのではなく、ロッドアクション後の糸ふけを取るという使い方をすることが多いので、巻き始めの重さは致命的なデメリット。

頻繁に行う動作にストレスを感じるので避けたいところ。

あまりの尖ったスペックに汎用性も低く、正直アジングはあまりやらないので使い道が限られてしまいます。



半ばネタで買ったとはいえ、遊ばせておくには勿体ない。

というわけで手放しました。^^;(汗)

・巻き始めの重さ
・汎用性の低さ

が決め手ですね。

ちなみに身内に売ったので自分のものではなくなりましたが、実機は近くにある状態です。

使うことはないと思いますが、何か比較したいときは借りられないこともありません。





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