Justace 「TUJ622UL」を基に作ったエリアベイトフィネスロッド「62ULB-G」。

クランクベイト専用として最近気に入っているロッドですが、いくつか気になることがあったのでこの際リビルドすることにしました。

まずはガイドの除去とブランクの再塗装。



クランクベイト専用エリアベイトフィネスロッド

グラスブランクということでクランクベイト用に作ったエリアベイトフィネスロッド 「62ULB-G」。

本来はスピニング用のブランク。

ペナンペナンのスローテーパーでベイトロッドにするには正直向いておらず、正直言ってネタロッドの域なんですが、これはこれで面白いロッドとなりました。

ただし、いざ実際に使ってみると気にならない点が見つかったのでそこを弄っていこうと思います。

主な変更点は以下の2つ。



・リールシートの変更

ショートキャストで手返し良く、ということでACSを使ってみたのですが、これがクランクの巻きの釣りには不向き。

渓流ベイトフィネスロッドには使いやすかったACSですが、いざ巻物用に使ってみるとしっかりと握ることができずイマイチでした。

PTSあたりに替えてみるつもりです。



・ガイドセッティングの変更

よく曲がるスローテーパーの割にバットガイドを手前に配置し過ぎたため、ロッドを縦にした状態でぶち曲がるとバットにラインが当たってしまうことが判明。

実際はロッドを横にして使うことがほとんどなので実用上はさほど問題ありませんが、この機会に再セッティングしてみます。



以上、リールシートの変更にガイドの再セッティングということで、フルリビルドということになります。



ガイド除去

まずはガイドの取り外しから。

ライターとデザインナイフでエポキシコーティングとスレッドを除去します。

トップガイドをライターで炙って引っ張ると、グネっと曲がるアクシデントが。^^;

直せばまた使えますが、トップガイドは違うガイドへの変更を検討中。



ブランクの研磨

続いてガイドを取り外した部分をキレイにしていきます。

おしぼりで擦ってエポキシを熱し、ナイフの背で扱いて残ったエポキシを取り除きます。



ちょっとキツく当て過ぎたのか、一部抉れたようになってしまいました。

塗膜のみでブランクには届いていないようですが、見た目悪いので紙ヤスリで整えます。

ちょっとやり過ぎた感がありますが、グラスブランクなのでまぁ大丈夫でしょう。

この後、ブランク全体を研磨して下地作り。



ブランクの塗装

全体的に既存の塗膜を削り、仕上げにスポンジヤスリで擦って足付け。

エアブラシを使ってウレタンで塗装しました。

カラーはホワイト。

表面がややザラザラした梨地状に…。(汗)

気温の高いうちにやっておこうと急いでやったので少し雑になってしまいました。

まぁ間近で見ないと分からないレベルなのでこれでとりあえずOKということで。^^;

次回はリールシートの交換です。