先日初めて作った試作スピナー。
インラインタイプの割にブレードの立ち上がりが悪く、
低速でうまく引けなかったので今度はシンカーを変えたものを作ってみました。
シンカーはタングステン製のバレットシンカー 1/16oz(約1.8g)。
これくらい軽いウェイトでもシャフトやブレードなどと合わせると約3.5g近くになります。
(一番多用するウェイト)
軽くした他、ブレードとシンカーとの距離の影響も検証するため、
間に入れる3mmのビーズを1個のものと2個のものをそれぞれ一つずつ作りました。
7月15日
早速作ったスピナーを試しにホームの川へ。
予想される水温から源流に入るのがベターですが、
連続で同じ源流に入るのもつまらないのであえてのヤマメ狙い。
ヤマメ狙いなので今回はスピニングタックルを使います。
<タックル>
ロッド: オリジナルロッド 56UL
リール:ダイワ 07 ルビアス 2004
ライン:ラパラ ラピノヴァX 0.6号 + フロロリーダー 5lb
早朝4時過ぎに自宅を出発して、まずは前から気になっていた下流部へ入ります。
ここはヤマメの魚影が確認できているもの過去一匹もキャッチできていないエリア。
釣れればデカそうな気がして期待しつつ早速川に足を浸けると、温っ!
ウェットウェーディングでの最初の入水は多少なりとも冷やっとするものですが
それがまったくしません。
水温を測ってみると20℃…
こりゃダメだな。。
水位も低くこのまま釣り上がっても時間の無駄になりそうなのですぐに移動。
以前尺ヤマメを2度釣った区間へ入渓。(5:20 a.m.)
水温は少し下がって19℃
適水温を越えて厳しいことが予想されますが、
今日はこの区間をメインに釣り上がる予定なので気にせず遡行します。
ファーストフィッシュはチビヤマメ。
相変わらずこのサイズばかりがよく釣れます。
日が上り、自分の影がちょうどポイントにもろかぶり・・・(汗)
実績のある橋脚手前の流れ。
ここでチビヤマメの他、ホームでは初となるカワムツをキャッチ。
前に別の川で釣った個体は生活排水交じりの場所だったこともあってか
ブサイクな面構えでお世辞にも綺麗とは言えないものでした。
この一匹はそれに比べると外道感のない綺麗な魚体をしています。
更に上にスピナーを通すとガツンッと重量感のあるバイト!
上へ下へと元気よく走っていい引きっぷり。
シルバーっぽい魚体に見えたのでヤマメかと思いきやまたもイワナでした^^;
しかもデカい。
サイズは31cm
以前この先で釣ったアメマスっぽい色をした個体に似ているような。
関連記事:6/19 「またしてもヤマメ狙いで尺イワナ」
同一個体の可能性がありますが、とりあえずは今期6本目の尺岩魚ということで。^^;
少し休憩してから遡行再開。
ここまで自作スピナーのみを使って釣り上がってきました。
出来の方は悪くなく、市販品にはまだ劣るもののブレードの立ち上がりは十分合格レベル。
思わぬ大物もキャッチでき、使えることが実証されたのでここから先は違うルアーで。
全然使えていないリュウキのフローティングタイプ 50Fを試してみます。
前に源流で少しだけ使ってみたときは動きが悪くてダメそうな感じがしましたが、
改めて使ってみると説明書き通りレスポンスが良い。
静かに着水してスムーズに泳ぎ出してくれます。
リュウキ 50Fでの一匹目。
チビの中では気持ちマシなサイズも何度か掛けましたが、
ことごとくランディング寸前でバラしてしまいました。(汗)
前に来た際に良型を掛けたポイントでは…
またしてもチビサイズ。^^;
このサイズしかいないのか・・・。
尺イワナとそこそこのヤマメを掛けた流れでは…
またもチビイワナ。。
ミノーで反応が悪く感じたのでフォローで通したスピナーに来ました。
ここからはまた自作スピナーで通します。
影になっていて、流れも程よくあり、深さもあるポイント。
気持ちマシなサイズが出ました。^^;
前に来た時の退渓地点に到達。
ここから先は今年未踏の区間です。
良い感じのポイントがありましたが、やはり釣れるのはチビばかり。。
思ったより距離がなくてあっという間に堰堤に到着。
一応上から下までルアーを変えつつ探ってはみましたが、やはりこの水温ではダメですね。。
堰堤に上って落ち込みのエグレをチェック。
チビヤマメが2匹出ました。
ここまで釣り上がって釣れたヤマメはチビが20匹以上…
チビでもバレにくいようセッティングしたフックが災いして一々外すのが大変でした。(-_-;)
やはりこの水温では厳しいですね。
尺イワナが釣れたのが唯一の救いです。
せっかくなのでルアーのスイムチェック。
別の場所でチェックするつもりで多めに持ってきていました。
シングルフックに替えたものなどをいろいろチェック。
スイムチェックもひと通り終わり、釣り上がってきた川を下ります。
日もすっかり上がって気温は30℃超え。
遡行途中、暑さのせいか少し気持ち悪い感じが続いていましたが、
退渓する頃にはすっかり元気になっていました。
簡単に昼食を済ませ、ダメ元で更に上流を目指します。
後半に続く。