ダイワの新製品情報ページに2つのベイトキャスティングリールが追加されました。
まずは2016年の目玉っぽいリールから紹介します。
以下、ダイワ製品ページより、画像、一部文章を転載。
■ジリオン SV TW
メーカー製品ページはこちら
ムービー 「ProjectT2016」に全貌が公開。
Project T 2016 EPISODE 3 “ZILLION SV TW DEBUT!”
「ジリオン “SV”」ということで、
今年(2015年)発売された「ジリオン TW」にSVスプールを搭載しただけのリールかと思いきや
どうやらそうではないようです。
サイドプレートは「ジリオン TW」と似ている(ほぼ共通?)ものの、メインフレームは新規設計。
写真では分かりにくいですが、重量からみるに「ジリオン TW」より小型化されているようです。
リールの重量は195g(ギヤ比9.1のみ200g)で、
「ジリオン TW」215gより20g軽量化されました。
■G1ジュラルミン製SVスプール
現状で強度を確保しながら最も軽くできるG1ジュラルミン製スプール。
従来ジリオンシリーズのスプール径は36mmでしたが、
この「ジリオンSV TW」はボディの変更に伴い34mmとなっています。
ブレーキは「ジリオン TW」が「マグフォースZ」なのに対し、
こちらはより軽いルアーへ対応できる「エアブレーキシステム」となりました。
なりました、というより“SV”はエアブレーキシステムがデフォですね。
ジリオン“ファミリー”ということで、
36mmの「ジリオン TW」はこれまで通り比較的重めのルアー&遠投向け、
34mmの「ジリオンSV TW」はより軽いルアーに幅を持たせバーサタイルに。
これら2つのジリオンで淡水・海水を問わず、幅広く使うことが可能です。
その他、スペックなど。
・UTD(アルティメットトーナメントドラグ)
・90mmクランクハンドル&2BB仕様Iノブ
・大径&ロングアームZAIONスタードラグ/大径クリック付きメカニカルブレーキノブ
・スピードシャフト
・スーパーメタルフレーム
・タフデジギヤ
・タフ&リジッドクラッチシステム
・ソルトバリアタフクラッチ
・ドラグ調整クリック
・シャワー洗浄
評判の悪かった「マグシールドボールベアリング」は非搭載のようです。
ラインナップは、ギヤ比5.5、6.3、7.3、9.1の左右モデルで計8種。
これまで通りギヤ比によってメカニカルブレーキノブなどの色(ワンポイント)が異なります。
メーカー希望小売価格はいずれも38,800円(税抜き)。
2011年に初のTWS搭載機として登場した「T3」から5年、
紆余曲折を経て遂にスタンダードベイトリールが完成か。
(TWS機としては「ジリオン TW」で完成形と言えますが、
何分大きめなリールなので“スタンダード”とは言えないかと)
<TWS – これまでの道のり>
「T3」・・・パカパカ、ザイオンボディで史上稀にみる産廃リールに…
↓
「T3 SV」・・・スプールの軽量化、ブレーキの調整により、扱いやすさを向上
↓
「タトゥーラ」・・・非パカパカとなるも、なぜかスピードシャフトを廃止
↓
「ジリオン TW」・・・(語弊がありますが)タトゥーラをスピードシャフト化
↓
「ジリオンSV TW」・・・更にSV搭載(完)
『ジリオンSV TW』
ダイワ派には待望のリールと言えるでしょう。
欲しいところではありますが、個人的にもう一つのリールの方が気になっています。(^^;)
長くなったのでそちらはまた次回に。