ライトソルトや渓流・エリアトラウトなどのライトゲームに用いる、小番手のスプリットリング。
「カルティバ」と「フィールドハンター」、2社のスプリットリングをチェック・比較します。
■ カルティバ スプリットリング ファインワイヤー P04
■ 細軸・軽量のフィネススタイル
■ トラウト・ロックフィッシュゲームに最適です。
まずは、定番の「カルティバ(オーナーばり)」製スプリットリング。
ライトゲーム向けのファインワイヤー仕様です。
▼サイズ展開・強度・入り数
サイズ展開は、#00,#0,#1,#2,#3,#4の6種。
リング1重のシングル強度と、2重部分でのダブル強度という2つの強度表示が用いられています。
サイズが大きくなるにつれ強度は増しそうなものですが、なぜか#0,#1の強度が低くなっています。
入り数:#00,#0,#1 22個
メーカー希望小売価格:250円
<備考>
・平打加工なし
・MATERIALS FROM JAPAN. MADE IN PHILIPPINES
▼実寸サイズ(#00,#0,#1)
左から#00,#0,#1の順。
■ フィールドハンター ステンレススプリットリング ブラック
次に「フィールドハンター」のスプリットリング。
初めて聞くメーカーでしたが、どうやらトラウト系のメーカーのようです。
トラウト用ロッド・ルアーの他、リングなどの小物類が充実しています。
▼ サイズ展開・強度・入り数
サイズ展開は、#000,#00,#0,#1,#2,#3,#4,#5,#6,#7の計10種。
強度は大きくなるにつれ強くなっています。
今回購入したのはブラックですが、その他にも定番のシルバーに珍しいゴールドやレッドといったカラーがあります。
ブラック・ゴールドは#4まで、レッドは#0~#7まで、シルバーは全サイズあり。
入り数:#000,#00,#0,#1 30個 ※
メーカー希望小売価格:#000,#00,#0,#1 シルバー 200円、ブラック 250円 ※
※サイズ・カラーにより、入り数・価格は異なります。
その他、シルバー・ブラックのみ、お徳用の100個入りパックがあります。
<備考>
・平打加工あり
・MADE IN JAPAN
▼実寸サイズ(#000,#00,#0,#1)
左から#000,#00,#0,#1の順。
一応買ってはみましたが、一番小さい#000はまず使い道がないでしょう。
2社のリングを比較 サイズ・強度・開きやすさ
「カルティバ」と「フィールドハンター」、それぞれのリングを比較します。
左が「カルティバ」、右が「フィールドハンター」のリングです。
同じ黒色でも、カルティバのものはツヤがあり、フィールドハンターのものはマット仕上げです。
▼サイズ・強度比較
同じ番手でもカルティバのリングの方が若干大きいです。
強度はカルティバ #1サイズのみ低いですが、他はほぼ同等。
ライトゲームではそれほどリングの強度は重要ではないのでどちらでも良いでしょう。
その他、使い勝手(リングの開きやすさ)について。
▼ カルティバ スプリットリング ファインワイヤー P04
ファインワイヤーというだけあって、ワイヤーが固くなく開きやすいです。
▼ フィールドハンター ステンレススプリットリング
こちらは平打加工のためか硬め。
カルティバのものと比べると開きにくいです。
開きやすさはアイに装着できるものならあまり気になりませんが、スプーンのようなルアー本体に直接装着するものには地味に重要な要素です。
特に肉厚のスプーンだと、塗装を剥がしてしまうだけでなく、リングが開いて隙間ができやすくなることもあります。
総評 使いやすいのはどちらか
カルティバとフィールドハンター、使いやすい・優れているのはどちらか。
端的に言うと、
・使いやすさのカルティバ
・コストのフィールドハンター
といったところです。
使いやすさ(リングの装着しやすさ)はカルティバが断然上。
コスト面では単価が安く、徳用パックもあるフィールドハンターが優れています。
カルティバも単価は比較的安いものの、徳用サイズがないので数が欲しい場合には不向きです。
その他、細かいところではありますが、トラウトなど魚が光(反射)を嫌う場合には、マット仕上げのフィールドハンターのリングが良さそうです。
オーナースプリットリングファインワイヤーP-04 #1 |
フィールドハンターステンレス平打ちスプリットリング#000〜1【ブラック】(30個入り) |