サクラマス、本流・レイクトラウト用ベイトロッド、シマノ 「カーディフNX B77ML」のインプレッション。
購入から約2週間、思ったより早く結果が出せたので忘れない内に使用感をお伝えします。
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■ SHIMANO CARDIF NX B77ML
操作性重視のショートレングス。
軟すぎず、強すぎず、ちょうど良いパワーです。
本流ベイトモデル B77ML スペック・各部特徴など
本流域での釣り全般に適応する本流ベイトモデル。7’7″レングスにより、軽快さと遠投性をバランスよく兼ね備え、ヘビーシンキングミノー・ディープダイバー・スプーン等の幅広いルアーを扱うことができます。さらに、「ハイパワーX」を全身に採用することでキャスト精度が向上し、ブレを抑えたルアー操作が可能。60cmクラスの大型のサクラマス・ニジマス・ブラウンにも対応可能なバットパワーも魅力です。
<スペック>
品番:B77ML
全長:2.31m
アクション:Medium Light
継数:2本
仕舞寸法:119.1cm
自重:123g
先径/元径:1.7mm/11.0mm
適合ルアーウェイト:5-25g
適合ライン:ナイロン 6-16lb / PE 0.6-1.5号
リールシート位置:290mm
カーボン含有率:95.7%
本体価格:35,100円
カーディフNX[CARDIFF NX]|トラウトロッド|ロッド|製品情報|シマノ -SHIMANO-
グリップはコルクのストレートグリップ。
リールシートはシマノオリジナルの「ファイティンググリップ TypeR」を採用。
スピニングロッドはウッドシートを採用しているので、こちらも見た目重視で木製が良かったところですが、これが思ったよりしっくりきました。
「09 アルデバラン」と相性が良く、小さな自分の手にフィットします。
リアグリップの長さは、リールシート後端から265ミリ。
写真だと長く見えるかと思いますが、実際は肘に収まる程度で操作性が良いです。
ガイドはステンレスフレームSiCリングのKガイド。
ガイド総数:10個
トップ:F、ティップ~ベリー:KT、バット:LNガイド
リング径:6~12(トップ~バット)
ラインシステム(PEライン+リーダー)を組んでもノットの抜けが良いです。
本体自重:119g
アルデバランと合わせると、総重量は約280グラムと軽量。
下手なスピニングリールより軽いです。
長時間ロッドを振っても疲れません。
その他、ブランク全身に「ハイパワーX」を採用。
ネジレを防ぎ、パワーロスを抑えています。
実釣インプレッション
一匹釣ったことで調子に乗って買ってしまったトラウト用ベイトロッド。
最悪シーバスロッド兼用にと考えていましたが、思ったより早く本命が釣れてしまいました。^^;
<訂正>
サクラマスではなく、そっくりさんだったようです。
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まぁそれっぽい魚ということで。^^;
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ティップは「ソフトチューブトップ」採用でMLの割に柔らかめ。
スプーンでボトムを転がすと、ティップが適度に反応し、感度が良いです。
バットはベイトロッドというだけあってやや強め。
ある程度ベリーが入ってからはしっかりとバットが踏ん張ってくれます。
スペックが似通っている同社のスピニングロッド「トラウトワン ネイティブスペシャル 76ML」と比較すると、この「カーディフNX」はティップはややソフトでバットパワーは強めです。
スプーン・ミノープラグ共に扱いやすく、汎用性が高いです。
ただ、ティップがやや入るので激流ポイントにはあまり向かないかと思います。
操作性の良いショートレングスでキャスト精度が要求されるような小場所に最適です。
反対に飛距離を必要とする大場所や、足場の高いポイントには不向きでしょう。
とりあえず今までスピニングでやっていたことをベイトでもやってみようと思っている方には、最初に一本にオススメです。
価格が実売2万5千円ほど。
トラウトロッド(特にベイトロッド)は軒並み高価なものが多いですが、このロッドは大手メーカーだけあってリーズナブルで入手にも困らないでしょう。