「07 ルビアス」のドラグメンテナンス方法を紹介します。
特に異常はありませんが、購入してから一度もメンテナンスをしてなかったので、
先日追加したもう一台と一緒にやってみました。
普段スプール交換などしないので、久しぶりに開けてみると・・・
普通に水が入ってますね。
釣行後の水洗いはドラグノブを締め込んでシャワーを掛けてますが、
それでもシャワーを当てすぎると内部に入るようです。
まぁ完全防水を謳っているわけではないので仕方ないでしょう。
<必要なもの>
■ダイワ トーナメントグリスⅢ
UTD(アルティメットトーナメントドラグ)より前のリアルフォー機種用のドラグ専用グリス。
12 ルビアスなどのUTD搭載機種は、「アルティメットトーナメントドラグ グリス」になります。
※注意
他の部位に関してはそこまで専用グリスに拘る必要はありませんが、
ドラグには必ず専用のグリスを使って下さい。
ワッシャーの交換が必要な場合はワッシャーも釣具店で注文して下さい。
例)07 ルビアス 2004の場合
No4 部品名:ドラグW 部品コード:144087 価格:100円
また、スポーツライフプラネッツから専用ドラググリスが含浸済みの
「ドラグリペアキット」という製品が販売されているので、
滅多に使わないグリスを買うのはもったいないという方はこちらがオススメです。
(自分も知っていればこちらを買っていました・・・)
その他、パーツクリーナーとキムワイプなどのウエス。
工具類はピンセットくらいでドライバーなどは必要ありません。
<作業手順>
ドラグノブを外し、リング、ラチェット、ワッシャーを外していきます。
ドラグリング(針金のようなもの)を外す際はぶっ飛ばさいないように注意。
外してみたフェルトワッシャー。
水洗い後、ドラグを緩めるのを忘れ、締め込んだまま放置していることもあってか潰れています。
異常がなければ頻繁に交換するものではありませんが、
一枚100円ほどと高いものでもないので交換します。
スプール内部をパーツクリーナーで洗浄します。
カラーをベアリングに交換している場合、
内部のオイル(またはグリス)が流れてしまうため、再度注油して下さい。
同様に他の部品も洗浄。
ドラグノブは直接スプレーを当てず、
クリーナーを吹きつけたウエスで軽く拭き取る程度で構いません。
グリスの説明書書き通り、フェルトワッシャーに米粒3粒分程度絞り出します。
均一になるよう塗り広げます。
反対側も同様に。
指でやる場合は、油分がつかないように一度中性洗剤などで手を洗ってから行って下さい。
ドラグノブと金属部品の接触面に薄くグリスを塗布します。
ここは通常のグリスで問題ありません。
ワッシャー、ラチェット、リングの順で元通りに組み込みます。
この時、ワッシャーが若干大きくて浮いてしまいますが、構わず嵌め込みました。
(これでいいかどうかは正直わかりません^^;汗)
分解手順は省略しますが、こちらも軽く分解して、洗浄し、グリスを薄く塗ります。
元通りに組めばメンテナンスは完了です。
異常がなくとも、年一回くらいはメンテしてあげた方がいいでしょう。
■ナチュラム