釣行、タックルと続き、今回はルアー。
(ネタがないこともないんですけど引っ張れるだけ引っ張ります ^^;)
今シーズン活躍した渓流ルアーをいくつか紹介したいと思います。
今年も増えた渓流用ルアー群。
これ以外にもパッケージに入ったままのものが10数個あり。
一匹は釣ることを目標に一通り実釣で試してみました。
シーズン後半には使用するルアーも絞られ、今ではケース一個に収まるほどです。
カラーローテもほとんどしないので尚更数は少なめで済みます。
中でも今シーズン特に活躍したMVP的なルアー、
MVL(Most Valuable Lure)?を簡単なインプレも交えて紹介します。
選考の基準は、
・頻繁に使った
・大物を釣り上げた
・ケースから外せない
などです。
その前に昨シーズン活躍したルアーの紹介から。
昨年のMVPルアーは間違いなくこれ。
■スミス AR-S(スピナー) 3.5g
こいつはもはや殿堂入りです。
釣った数ならダントツでAR-Sを始めとするインラインタイプのスピナーが一番。
頭一つ抜きん出ています。
特にこのタイプのスピナーはブレードの起ち上がりが早いので
ルアーの通せる距離の短い源流では欠かせません。
釣り味はともかくとして、投げて巻くだけで簡単に釣れてしまいます。
(もちろんある程度はコースを考えなくてはなりませんが)
スピナーは大物が出にくいと言われていますが、尺イワナも何匹かキャッチできています。
そして、今年のMVLに輝いたのは・・・
■スミス D-コンパクト 45mm 3.5g
ド定番ルアー「Dコンタクト」の弟分?
単に小さいというだけでなく、ボディの形状やリップ角度も変わっており、
「Dコンタクト」とは別ものです。
潜行深度は「Dコンタクト」、「Dインサイト」より深め。
タイプとしてはヘビーシンキングミノーに分類されますが、
3.5グラムとそう重くないため、ライトなロッドでも軽快に動かすことができます。
昨年は「Dインサイト 44」を好んで使っていましたが、今年は専ら「Dコンパクト」が主力。
とりあえずミノーで迷ったらこればかり投げていました。
このルアーの良さは、何と言っても”使いやすさ”。
水噛みが良く雑に扱っても水面を飛び出しません。^^;
特に細身&よく潜るという特徴から
速い流れの中でも飛び出しにくいので重宝しました。
反面、よく潜るので渇水期には弱いです。
このルアー一本で今シーズンは尺ヤマメ2本に尺イワナ2本をキャッチしました。
シーズンを通して一番使っていたミノーにも関わらず、
なんとケースにはアカキン一本しか入っていません。^^;(笑)
(一応予備としてあと3本ありますが、いずれもパッケージに入ったまま)
正に殿堂入りで飾っても良いくらいです。
スピナー、ミノーときたので今度はスプーンから、
■スミス バック&フォース ダイヤ 4g
ハスルアータイプのへの字スプーン。
GGOでは自己最大記録39.5cmの尺上イワナを、アカキンでは初の尺ヤマメをキャッチしました。
渓流ではスプーン自体イマイチ使い方がよく分かりませんでしたが、
これを使うようになって少しは使い方が分かってきたかと思います。
まぁアップで流して軽くトゥイッチを交ぜながらのタダ巻きか、
リフト&フォールくらいしかしてないんですけど。^^;
この「バック&フォース」は表面がフラットなもの(無印)と、
ダイヤカットが施されたもの(ダイヤ)の2タイプがあり、
それぞれ重さが4gと5gの計4種類あります。
5グラムはサイズが大きい気がして4グラムのダイヤをメインに使っていました。
ダイヤを使っていたのはダイヤカットの乱反射がどうとかではなくて、
単純に塗装が剥げにくいから。
写真で見ても分かる通り、ダイヤに比べてフラットなノーマルの方は
使用頻度が少ないにも関わらず塗装が剥げてボロボロです。
凹凸のあるダイヤならぶつけても凸部分しか塗装が剥げないので色持ちが良いです。
最後にちょっと番外で、
■アンレーズ(アンリパ) ベアトリス BT-45S 45mm 2.9g
セパレート(ジョイント)タイプのミノー。
他のルアーに反応が悪い時に使用することが多かったです。
他のルアーを一通り通して反応がなかった後、
これを通すと釣れたということが何回かありました。
それ以外では、ブラウントラウトによく効くようで専らブラウン狙いでのメインルアーでした。
キャッチはできませんでしたが、40近い大物ブラウンをヒットさせています。
ラインナップは全4種で、
渓流向けなのは45mm 2.9gの「BT-45S」と、53mm 5.1gの「BT-53S」。
個人的にどうもBT-53Sの方は重くて使いにくく感じたのでBT-45Sばかり使っていました。
45は45で軽いので中間が欲しいところです。
ちなみに同社のシングルフック仕様の「アレキサンドラ」などは
フックが前後同士絡むことはありませんでしたが、
この「ベアトリス」はセパレートタイプのため、フック同士が絡みやすいです。
そのままではフッキングしないのでこまめにチェックしましょう。
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他にも候補に上がったルアーがいくつかありますが、そちらは別の機会に。