先日取り寄せた、シマノ 「16 ストラディック C3000HGM」のスペアスプール、「C3000M スプール」。

手持ちの「15 ストラディック 2500S(2500HGS)」と、「16 ストラディックCI4+ 2500HGS(2500S)」にそれぞれ互換性があります。



■ シマノ 16 ストラディック C3000M スプール

「15 ストラディック」に昨年追加されたモデル「16 ストラディック C3000HGM」。

リール自体は「15 ストラディック」ですが、追加されたのが2016年なので「16 ストラディック」ということになっています。(紛らわしいですね)

既存のC3000HGのミディアムスプール仕様。(要するに浅溝タイプ)

例に漏れずスプールの印字は「C3000M」となっています。

<スペック>
実用ドラグ力:3.5kg
最大ドラグ力:9.0kg
糸巻量:PE 1.2号-150m



▼重量

自重:49.7g

「2500S スプール」の自重が約35グラムなので、およそ15グラムもの重量増。

内部の違い(後述)によるものかと思いきや、どうもミディアムスプールの影響のようです。
(C3000との重量差から)



2500SとC3000M ラインキャパだけではないドラグ構造の違い

2500番のリールに互換性のある「2500S スプール」と「C3000M スプール」。

▼2500S スペック
実用ドラグ力:2.5kg
最大ドラグ力:4.0kg
糸巻量:PE 0.8号-150m

▼C3000M スペック
実用ドラグ力:3.5kg
最大ドラグ力:9.0kg
糸巻量:PE 1.2号-150m

両者の違いはラインキャパシティ(糸巻量)だけではありません。

最大の違いはドラグ構造。

以下、分解するのが面倒だったので展開図をキャプチャ。
ストラディック│スピニングリール│パーツ価格表│アフターサービス│シマノ -SHIMANO-



▼ 2500S スプールは滑り出しの良い単板式ドラグ

2500Sは、ドラグワッシャーが1枚の単板式ドラグ。

該当機種:1000S、C2000HGS、2500S、2500HGS

主にライトラインでの釣りに用いられます。

ワッシャーが1枚というシンプルな構造のため、滑り出しがスムーズなのが特徴です。

ドラグ力の微調整が利き、追従性に優れている反面、最大ドラグ力が弱くパワーゲームには向きません。



▼ C3000M スプールはドラグ力に優れた多板式ドラグ

C3000Mは、ドラグワッシャーが3枚の多板式ドラグ。

該当機種:C3000以上

3枚のドラグワッシャー(間にそれぞれ2枚のメタルワッシャー)で構成され、ドラグ力の強さが特徴です。

摩擦力が増加するため、単板式に比べると滑り出しは劣るものの、倍以上のドラグ力があります。

ライトな釣りにはほとんどメリットがないため、基本的にパワーゲーム向きのドラグです。



単板式と多板式が両方使える2500番ボディ

万能な2500番ボディのリール。(2500、C3000)

単板式ドラグと多板式ドラグがそれぞれ使い分けることができるため、幅広い釣りに対応できます。

単板式(2500S)はエギングやバスフィッシング、多板式(C3000)はシーバスゲームなどに用いるのがベター。



あまり考えずに番手を選んだため、中途半端な位置づけとなっていた「15 ストラディック」。

今回のC3000Mスプールで用途に合った使い方ができそうです。

2500Sスプールはボートエギングに、C3000Mはシーバスやサクラマスに使う予定です。

昨年、2500Sでサクラマスと思しき魚に突っ走られてしまったため、今度こそは強引に止めねば。



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