シマノ エギング用スピニングリールのエントリーモデル 「セフィア BB」がモデルチェンジ。
「18 ソアレ BB」同様に、「18 セフィア BB」もベース機の都合でコアソリッドシリーズに転身。
最新のフォーマットとなって生まれ変わり、前モデルから軽量化、ギアの強度が上がっています。
注）前回の「18 ソアレ BB」と内容が重複することが多いため一部手抜きです。
SHIMANO 18 Sephia BB
ハイエンドモデルの機能と思想を余すことなく集約。
数多のフィールドで磨かれたシマノエギングリールの機能と思想が息づく、エントリーモデルの枠を超えた新しいSephia BB。
エギング特有のハードなシャクリ操作に耐え、高い耐久性と滑らかな巻きごこちを約束する頑強なHAGANEギアを搭載。
また、回転抵抗を増やすことなく、防水効果アップを実現したコアプロテクト、瞬時にドラグ調整が可能なラピッドファイアドラグ、ラインに優しいワンピースベールなど、上位機種から譲り受けた実戦機能を余すことなく集約。
ボディに施されたグラデーション塗装など洗練されたデザインの中に、エギングに求められる“強さ”、“軽さ”を内包しています。
セフィア BB［Sephia BB］｜スピニングリール｜リール｜製品情報｜シマノ -SHIMANO-
【コアソリッドシリーズ】 ベースは「17 アルテグラ」
新しくなったセフィアBBのベースは、「17 アルテグラ」。
Gフリーボディ、大径ドラグノブといった最新のフォーマットになりました。
HAGANEギア、X-SHIP、コアプログラムなどももちろん採用しています。
ボディ、ローターの材質は高強度樹脂製ボディ。
ハンドルはガタの出にくいねじ込み式ハンドルとなっています。
クイックレスポンスシリーズだった「12 アルテグラ」から、モデルチェンジでコアソリッドシリーズに転身した「17 アルテグラ」。
この改悪の影響で「18 セフィア BB」もコアソリッドシリーズとなりました。
▼クイックレスポンスシリーズ
軽量・コンパクトな低慣性ローターが生み出す『巻出しの軽さ・優れたリーリング感度』を特徴とするシリーズ
▼コアソリッドシリーズ
適度な慣性を持つ高剛性ローターが生み出す「しっとりとした質感のある回転フィーリング」を特徴とするシリーズ
エギングという用途を考えると、完全にクイックレスポンスシリーズが適していますが、ベースがベースなので仕方ありません。
ライントラブルを防ぐワンピースベール
廉価モデルのベールを採用していた「17 アルテグラ」からワンピースベールへ進化。
継ぎ目のない一体成型のベールでライントラブルを防ぎます。
特にエギングは糸ふけの出やすい釣りなので地味に重要なパーツです。
ラピッドファイアドラグ
こちらもベースリールにはなかった代物。
ドラグ設定値を瞬時に変更でき、スムーズなドラグ調整を可能とします。
ラインナップ・スペック
＜ラインナップ・スペック＞
| 品番 | 自重 | 巻上長 | ハンドル長 | 本体価格 |
| C3000S | 235g | 73cm | 55mm | 17,900円 |
| C3000SHG | 235g | 88cm | 55mm | 17,900円 |
| C3000SDH | 250g | 73cm | 45mm | 20,000円 |
| C3000SDHHG | 250g | 88cm | 45mm | 20,000円 |
＜共通スペック＞
| 実用/最大ドラグ力 | スプール径 | 糸巻量（PE） | ベアリング数 |
| 3.5kg/9.0kg | 46.5mm | 0.6号-200m、0.8号-150m | 5/1 |
リールサイズは、「C3000S」のみ。
これをベースにノーマルギアとハイギア、シングルハンドルとダブルハンドルがそれぞれ選択できるようになっています。
前モデルから10gの軽量化にギア強度アップ、意外と悪くないNEWセフィアBB
前モデル（13 セフィア BB）からシングルハンドルモデルで10g、ダブルハンドルモデルで5gの重量減となっています。
ソアレBBでは新型になって10グラムの重量増となりましたが、このNEWセフィアBBでは10グラムの重量減。
また、ギアの材質が、
ドライブギア：亜鉛ダイキャスト → 超々ジュラルミン
ピニオンギア：真鍮 → 高強度真鍮
と、それぞれランクが上がっています。
マグナムライトローターでないのが惜しいところですが、NEWソアレBBと違い10gの軽量化にギア強度アップと、意外と悪くないスペック。
個人的にラピッドファイアドラグの必要性はイマイチ分かりませんが、ワンピースベールとなり、ベースとなったアルテグラより良いのは確かです。
