巷で話題?の中華アンバサダーことMingYang社の「W300」というベイトリールを購入してみました。
人気の高いオールドリール Abu アンバサダー風の丸型ベイトリール。
どういったリールなのか、簡単に紹介します。
中華アンバサダー…? MingYang W300
「中華アンバサダー」とは、中国のMingYang社が製造している「W300」というリールのことを指します。
愛好家の多いオールドリール、アブガルシア「アンバサダー」風の丸型ベイトリールでその見た目から「中華アンバサダー」と呼ばれているようです。
YouTubeで「W300 リール」と検索すればいろいろ出てきます。
Aliexpressで7,000円~9,000円が相場
「W300」は中国のECサイト「Aliexpress(アリエクスプレス)」で購入可能です。
価格はショップやW300の仕様?によって異なり、だいたい7,000円台が相場。
↓こちらは一部改造済みのカスタムモデル?
同じW300でもハンドルが違ったり、ボディに印字があったりなど仕様がバラバラなようです。
今回欲しいと思ったカラーがアリでは在庫なしで販売していなかったため、ヤフオクで落としました。
当然価格は割高でおよそ2倍の価格…。^^;
(元値がしれているのでそこまで高くは感じませんが)
入手困難なカラーだったため、買えて良かったです。
ちなみにヤフオクやメルカリ以外でも正規に仕入れ販売しているショップもあります。
→ MINGYANG × PEBBLE特注リール NO.300新発売!
【開封】 外箱からスペックなどをチェック
届いた「W300」。
右ハンドルが「W300R」、左ハンドルが「W300L」表記。
開封の前に外箱の周りをぐるっとチェック。
「2BB+1RB」
スプール支持の2BBにワンウェイクラッチベアリングのことでしょうか。
スペックらしき表記
ギア比・・・5.0:1
ラインキャパシティ・・・10lb-110m
・ブラスボディ?
・サイドフレームはアルミ製
・アルミ製スプール
・デュアルメカニカルブレーキ?
とりあえず蓋を開けてみます。
袋に入ったリールのみので付属品などはありません。
展開図とパーツリストが外箱に印刷されていました。
パーツリストは十分に読めますが、展開図はちょっと見えにくいです。
シンプルな構造らしいので大丈夫だとは思いますが、あとで分からなくならないよう外箱は捨てないほうが良さそうです。
そして肝心のリールがこちら。
思ったより質感は良さそうです。
MingYang W300Lをチェック
それでは、MingYangのW300Lをみていきます。
ずっと欲しかった緑金の丸型リール
今回購入した緑金のW300。
渓流トラウト用にいつか欲しいと思っていたグリーンカラーのオールド(風)リール。
アブや五十鈴のリールをいつかは…と思っていましたが、まぁ価格があれなので…。
ダイワにも似たようなカラーがあり、20年近く前にあった限定モデルの「ミリオネアCV-Z 103L グリーン/ゴールド」。
グリーン×ゴールドでなくてもいいですが、グリーン系カラーのベイトリールが渓流トラウト用に欲しいところでした。
サイズはカルコンBFS、abu 1500Cと同じくらい
サイズは小型で手持ちのリールだとシマノの「17 カルカッタコンクエストBFS」より少し小さいくらい。
アンバサダーだと「1500C」と同じくらいのサイズのようです。
【重量】 約180グラムと軽量
自重:181.8g
ボディの小ささもあって軽量です。
いろいろな角度からチェック
いろいろな角度からチェック。
まずは正面。
レベルワインダーはスプールと連動するシンクロレベルワインドです。
サイド、パーミングカップ側は刻印などなくシンプル。
同じ「W300」でも刻印のあるモデルもあるようです。
オールドリールらしいプッシュボタン式のクラッチ。
クラッチの切れはあまりよろしくなく、頻繁に半クラのようになります。
ハンドル側はこんな感じ。
ギアボックスカバーは3箇所のつまみ(ネジ)を回すことで簡単に外せられます。
最後に下から。
ざっと見た限り非常にシンプルな造りです。
安価なこともあって個体差が激しいらしく、ネジ山が潰れていたり、バリがあったりと精度はあまりよろしくないらしいです。
この個体は一部にバリがありました。
【ギャラリー】 オールド風で見た目は好み
あとは適当に写真をパシャパシャと。
サイドカップには何かしらステッカーを貼りたいです。
次回は分解編 内部のチェック
分解、オーバーホールしてみました。
スプールの重量に、搭載されているベアリングのサイズもチェック。