そろそろ2022年の新製品が発表される頃合いです。
少しだけリークがありましたがまだまだ未知数な新製品。
そんな中、個人的に気になっているのは新製品ではなく日本国内では販売されていない海外モデル、ダイワ 「SALTIST MQ」。
アメリカ、オーストラリアで2021年に発売されたモデルで「セルテートSW」の下位に位置するリール。
そのスペックだけでなく、何より見た目に惚れました。
【海外モデル】 DAIWA 21 SALTIST MQ
ダイワ 「21 ソルティストMQ」は、海外で販売されているソルトウォーター向けのリール。
2022年1月現在、日本では販売されていません。
US-アメリカ、AU-オーストラリアで発売中
「SALTIST MQ」は、アメリカとオーストラリアで販売されています。
もしかすると他の国でも販売されているかもしれません。
アメリカ製品ページ:SALTIST® MQ – Daiwa US
オーストラリア製品ページ:21 Saltist MQ – Daiwa Australia
【スペック】 セルテートSWに迫る高性能
「SALTIST MQ」のスペックですが、ざっとチェックした限りでは「セルテートSW」に迫るスペックのようです。
・アルミ製モノコックボディ
・ZAION製エアローター
・ATD
・マグシールド
・アルミ(ジュラルミン)製ギア?(不明)
アルミ製MQボディはともかく、セルテートの下位モデルにザイオン製エアローターとは驚きのスペック。
気になるのはギアの材質で「BG MQ」では亜鉛ギアだったようですが、さすがにこのグレードで亜鉛ということはないでしょうからおそらくジュラルミン製でしょう。
(セルテートSWはG1ジュラルミン製です)
【ラインナップ・価格】 LT2500~20000番
ラインナップは以下の通り。
・2500D-H
・3000D-XH
・4000D-XH
・5000D-H
・6000D-H
・8000H
・10000H
・14000H
・18000
・20000
汎用LT2500~大型の20000番まで全10種の幅広いラインナップです。
日本のラインナップからすると、全体に深溝(ラインキャパ多)、大半がハイギア設定仕様。
ハイギアが多いのはこの機種に限らず、いかに日本仕様が変態向けなのかがわかります。
そして価格ですが、USモデルが$299.99~$389.99、AUモデルが$399.00~$499.00。
ざっくり100ドル差ありますがこれは米ドルと豪ドルの為替レート差。
日本円にすると約33,000~42,000円ほどとなります。
【デザイン】 いかにも海用といったライトブルーのアクセント
最後にデザイン。
いかにも海用といったベタなカラーリングに惚れました。
カタログ写真ではこんな地味さですが・・・
実物はこんなイメージ。
出典:US DAIWA
とても同じリールには見えません。
ホントこういった分かりやすいシンプルなデザインが好みです。
日本での発売予定は…? eBayで買えそう
海外では「SALTIST MQ」より先に発売された「BG MQ」すら日本では未だ発売されていません。
日本国内では「セルテートSW」より下位の廉価機種層が薄く、2018年に発売された「ブラストLT」が比較的最近。
ただし、この「ブラストLT」もLTコンセプト発表時の微妙な位置づけで6000番までという大型というよりは中型の控えめなリール。
大型SWの廉価帯はシマノにボロ負けしている現状なので今後に期待したいところです。
さすがに2022年には最低でも「BG MQ」をベースとした新型が登場して欲しいもの。
現時点で詳細不明の「22 カルディアSW」がこれに近いスペックで出てくるのでしょうか。
「Saltist MQ」ですが海外通販サイト「eBay」でなら購入できそうです。
ただし、「輸入通関、国際配送など、購入代行過程で問題が発生する可能性」とあるので難しいのかも。
また、海外モデルは日本でのアフターがきかないのでその点は要注意。
aliexpressは何度か利用したのでこちらも使ってみたいのですが、そもそもとしてここのところの買い物続きで懐に余裕が…。汗
手数料やら送料が加算されるため、8000番だと約53,000円ほど掛かる模様。
見た目に惚れたとはいえ、アフターのことも含めるとハードルが高いです。