溜まっていたポイントの消費も兼ねて、ダイワのネイティブトラウト用NEWエントリーモデル 「ピュアリスト 48UL・V」を買ってみました。
前回のワイズストリーム(マルチピース)は個人的にハズレだったのでこちらには期待しています。
2ピースなら無難な曲がりをしてくれることでしょう。
DAIWA PURELIST 48UL・V
本格外観に最新の調子を採用した新生ネイティブトラウトロッドシリーズ
■渓流トラウトにおいてフィールド・使用ルアーを想定した豊富なラインナップ
■天然木スペーサーにコルクグリップを奢った本格ネイティブトラウトロッド仕様
■スタンダードな2ピースモデルに加え、携帯性に優れた3ピースをラインナップ
■スピニングモデルに加え、流行の渓流ベイトモデル(52ULB)もラインナップ
■細身に仕上がる印籠継ぎ(スピゴットフェルール)
■ガイドはフジアルコナイトリング ステンレスフレームKガイドを使用▼48UL
繊細なティップとやや張りのあるバットの組み合わせが、キャスト・アクション・ランディングまで快適な操作性を実現。
<48UL・V スペック>
全長:1.43m
継数:2本
仕舞:75cm
自重:83g
ルアー:1.5-7g
ライン:2-6lb
カーボン含有率:87%
本体価格:13,500円
ダイワ ピュアリストの特徴
今回選んだのスピニングモデルの「48UL」。
シリーズで一番ショートレングスの小渓流・源流用ロッドです。
ちなみにベイトモデルも選択肢にありましたが、あちらはワイズストリーム同様リールシートがスケルトンタイプだったので止めておきました。
<グリップ>
トラウトロッドでは定番のウッドシート&コルクグリップ。
リールシートは一応木製なものの、塗装の質感のせいなのかプラっぽく見えます。
(遠目では分からないでしょう)
リールを取り付けると、相変わらずフード部分が斜めになってしまうのが気になるところ。
トラウトロッドによく使われるナットとフードが独立したタイプと違ってしっかりと締め込めやすいのは+ポイントです。
リアグリップの長さは、リールフットから約17センチ。
どちらかと言えばやや長めの部類に入ると思います。
(短いアンリパのロッドと比べると特に)
<ガイド>
ガイドはFujiのステンレスフレームKガイド。
リングは最近のエントリーモデルで定番になりつつあるアルコナイトリングを採用。
ガイド径はマイクロガイドではなく、いたってノーマルなサイズ。
バットガイドは高脚タイプとなっています。
<ロッド重量>
自重:81.5g
スペック値より若干軽め。
若干ダルい重みを感じるものの、ショートレングスということもあって先重りはありません。
その他、ブランクにはネジレを防ぐ「X45」を採用。
ファースト・インプレッション
これで4本目となるダイワのトラウトロッド。
「ファントムNT 54UL」・・・渓流ベイトロッドに改造
「シルバークリーク 63L」・・・本流用のつもりなので使用頻度はかなり低め
「ワイズストリーム 53UL-3」・・・1シーズン使用してみたものの、継ぎの硬さが気に入らず売却
そして今回の「ピュアリスト 48UL」。
どちらかと言うと硬めな部類になると思いますが、ミノーだけでなく、スプーン・スピナーも扱いやすそうな曲がりとなっています。
ややダルく感じられるのはカーボン含有率の低さ(87%)からなのか、シャープさには欠けるものの、その分折れにくそうなブランク。
渓流用のトラウトロッドに限って言えば、ロッドの性能はそれほど重視されません。
フィールドにあったレングスと、自分の好みに合った曲がりのロッドであれば、このようなエントリーモデルでも十分に活躍してくれることでしょう。
今期の本命は「シルファー」なのので、最盛期前はこのロッドで遊んでみたいと思います。