1月21日、18時より情報が解禁された2022年の新製品。
個人的に気になったダイワのNEWリールをピックアップ。
情報収集、編集に時間が掛かるためこの記事ではざっくり要点のみを紹介します。
すべてではありませんが、詳細は別記事にて追々投稿予定。
シマノは次回です。
2022年 ダイワ 注目の新製品は・・・
情報解禁数日前に一部ポロリのあったダイワ2022年のNEWリール。
話題のNEWイグジストにカルディアSW、ソルティガベイトのモデルチェンジに昨今人気のチニング用ベイトリールなどが登場です。
新設計思想「エアドライブデザイン」採用の「22 イグジスト」
出典・リンク:EXIST(イグジスト)|DAIWA
新設計思想「エアドライブデザイン」により生まれ変わったNEWイグジスト。
流線型に鏡面風な仕上がりでステラ(シマノ)っぽい見た目になりました。
ボディは前モデルと同じくMg(マグネシウム合金)製モノコックボディ。(若干の形状変更)
ローターはZAION製のままエアローターからエアドライブローターへと進化。
ドラグがATD TYPE-L、ラインローラーもツイストバスターⅢに進化しています。
ラインナップは、LT2000~LT5000-Cの全14種
メーカー希望本体価格は前モデルから3万円アップの10万円台(100,000~108,000円)
発売は3月予定。
その他、フラッグシップ品質を保証する出荷検査合格証(品質保証書)、アフターサービス(オーナーページ、SLPサービス)など
新たなモデルとしてギア強度の向上などが施されたPC-パワーカスタムが追加されます。
現時点でFC-フィネスカスタムモデルがなく、ラインナップにLT2500-Cはありません。
表記変更?:LT4000-C → LT4000
上記の黒太字が主な新規・進化要素。
正直言って前モデルから3万円も値上げした割には思ったより進化していないような…。
新設計のエアドライブローターもザイオンのまま、ギアにG1ジュラルミンを採用しているわけではなく超々ジュラルミンのまま。
メインシャフトとピニオン非接触の「エアドライブシャフト」というのも従来の「リニアシャフト」と変わらないのでは…?
品質保証やアフターサービスが良くなっているようなのでリール自体の進化というよりは購入者の満足度向上が主でしょうか。
「BG MQ」の日本仕様モデル「22 カルディアSW」
出典・リンク:CALDIA SW(カルディアSW)|DAIWA
名前、価格判明の時点でのスペック予想は以下の2パターンでした。
・現行カルディアのZAION V製モノコックボディでギアが亜鉛からアルミ製にバージョンアップ
・海外で既に販売されている「BG MQ」ベースの日本仕様(ラインローラーがバージョンアップ)モデル
いざ蓋を開けてみると・・・
後者の「BG MQ」+α。
カラーリングにスプールの一部形状が変わっていますが、基本的な構成は同じようです。
「BG MQ」のスペックがこちら。
・アルミ製モノコックボディ
・亜鉛製デジギア
・ATD
・ねじ込み式ハンドル
・廉価版ラインローラー&ベール(ベールと段差あり)
・マグシールド非搭載
スペック面で新たに追加されたのは「BG MQ」には採用されていなかったマグシールド搭載と、ベール・ラインローラーのバージョンアップ。
ギアの材質が変わっているのであればアピールポイントとなるため「ジュラルミン製タフデジギア」と明記するはずですが、それがないところをみると亜鉛製のままでしょう。
SW要素のマグシールドに、日本向けにバージョンアップされたベール・ラインローラー。
日本版「BG MQ」としては十分なスペックでしょう。
ラインナップは、4000-C~18000番の9種。
定価32,000円~45,400円と、完全にシマノの「ストラディックSW」にぶつけてきました。
(ストラディックは10000番まで)
発売は3月予定。
ジギングリールが待望のモデルチェンジ 「22 ソルティガ 15/15-SJ」
出典・リンク:SALTIGA15/15-SJ(ソルティガ15/15-SJ)|DAIWA
発表前はすっかり頭にありませんでしたが、レベルワインダーレスのジギング用ベイトリールがモデルチェンジ。
そりゃ100/300番の「ソルティガIC」がくれば次はこれですよね。
ソルティガカラーに「ハイパードライブデザイン」採用で正統進化。
このタイプのリールはどうしてもシマノのオシアジガーに押されがちなので期待したいところです。
定価は65,000円。(SJ-スロージギングスペシャルモデルは8万円)
1万5千円差がハンドルアームくらいしか違わないようなのですが、その辺どうなんでしょう。
発売は5月から番手によって順次。
・15-SJ/15L-SJ/15H-SJ/15HL-SJ:5月発売予定
・15H/15HL:6月発売予定
・15S/15SL:月発売予定
遠投性・耐久性を向上させた「22 ジリオンHD」
出典・リンク:ZILLION TW HD(ジリオン TW HD)|DAIWA
こちらは昨年末に既に発売されています。
(それでも2022年の新製品という扱いで22表記)
ジリオンHDという名前からφ36mmスプールかと想像してしまいますが、φ34mmの1000番クラス。
マグフォースZの遠投性能を極限まで引き出したG1ジュラルミン製「マグZ BOOST」スプールを搭載。
既存の「21 ジリオンSV TW」と同じくハイパードライブデザインのフルメタルボディ。
ジリオンSVは軽さ重視のG1ジュラルミン製のドライブギアでしたが、こちらはHD仕様ということで高強度真鍮製ドライブギアを搭載しています。
その他、UTDにドラグ引き出しクリック音は共通。
細いPEラインの使用に特化した「22 シルバーウルフ」
出典・リンク:SILVER WOLF SV TW PE SPECIAL(シルバーウルフ)|DAIWA
「21 ジリオンSV TW」ベースのチニング用ベイトリール。
(シルバーウルフなのにカラーはブラック。^^;)
0.6-0.8号といった細PEライン用にチューンされています。
ラインキャパ:0.8号-150mのΦ34mm G1ジュラルミン製 SV BOOST PEチューンスプールを搭載。
スプール寸法こそ変わっていませんが、ラインが巻かれる面積が狭まっており、ハイスピードレベルワインドと記載があるためレベルワインドが専用のものとなっていそうです。
発売予定は5月、価格は47,500円。
固定マグの渓流BF専用機「22 シルバークリークAIR TW ストリームカスタム」
出典・リンク:SILVER CREEK AIR TW STREAM CUSTOM(シルバークリーク)|DAIWA
先に発売された「アルファスAIR TW」ベースのソルトベイトフィネスリール「月下美人AIR TW」のローター違い。
「月下美人AIR TW」は可変式インダクトローターですが、こちらは固定式を採用しています。
固定式は常に一定のブレーキが掛かるため、キャスト時の入力が不安定になりがちな渓流でも安定したブレーキ力を発揮します。
PEライン使用を想定していますが、ナイロン・フロロにも対応したブレーキセッティングとなっているようです。
カラーは前モデルが2機共グリーンだったため似たようなカラーを想像していましたが、このモデルはブラウン?カッパー?にゴールド。
個人的に思ったのと違いましたがこれもトラウトに合っていて良いかと。
BFリールは正直お腹一杯なんですが希望していたスペックなこともあり購入予定です。
1月発売予定(既に発売済み?)で価格は47,200円。
廉価版アルファス? 「22 タトゥーラ80」
出典・リンク:DAIWA : タトゥーラ TW 80 – Web site
「アルファスTW」をタトゥーラ化?(シャフトあり)した廉価版アルファスといった感じ。
Φ32mm 高強度アルミスプールを搭載し、ブレーキはマグフォースZ。
32φに遠投向けのマグフォースZという、何がしたいか分からないスペック。
同マグZで34φの100番もあり、正直わざわざ出さなくても良さそうなモデルに思うのですが、シマノの「SLX MGL」にぶつけたいのでしょうか。
価格は22,000円、3月発売予定です。