自作Mキャロの作り方 番外編 – 更に安く作る方法
準備編で触れた、バレットシンカーの代わりに中通しオモリを使用する方法です。
■中通しおもり ナツメ型
今回は、2号(約7.5g)を使って作っていきます。
▼糸のこで切断
中通しオモリを糸ノコで2分割に切断します。
オモリの中央をできるだけ真っ直ぐ切断します。
オモリの形状のため、真っ直ぐに切ることが難しいです。
切断面
穴が埋もれてしまうこともあるので、千枚通しなどで穴を開けます。
▼発泡素材・FIXPIPEの接着
発泡素材はオモリの径に合わせて8mmを使用。(長さ:40mm)
鉛筆削りで角を削る必要はありません。
FIXPIPEは0.8mmです。(長さ:110mm)
シンカーの穴が大きいため、ドリルで拡張する必要はありません。
中通しオモリの切断面が斜めになってしまい、発泡素材との間に隙間が出来てしまいました。
(写真下)
以降は、前回の作り方と同じため、省略します。
▼完成
写真下は、前回バレットシンカーで作ったものです。
ぱっと見はそれほど違いはありませんが、
中通しオモリを使った方はどうしても切断面が粗く、段差が出来てしまいます。
■重さ
重量は、8.3グラムでした。
最後に肝心のコストですが、、
・中通しオモリ 2号(3.5g)
価格:90円、8個入り
@11.25円
・ウメズ BLUE FIELD 発泡材穴アキ 8mm
価格:140円、長さ:500mm×2本
1000mm÷40mm=約25個分
@5.6円
・FIXPIPE (硬質カラミ止) 0.8mm
価格:147円、長さ:約2.4m
2400mm÷110mm=約21個分
@7円
・熱収縮チューブ ブラック
価格:84円、長さ:1m
1000mm÷55mm=約18個分
@4.5円
計 @28.35円
シンカーの単価が下がったため、バレットシンカーを使ったものと比べて
半分以下のコストで作ることが出来ました。