かなり今更ですが、ダイワ 「07 ルビアス 2506W」のインプレです。
発売から早7年、「12 ルビアス」にモデルチェンジした今頃になって
これのインプレなんかしても需要はないと思いますが、一応やっておきます。
ロックフィッシュに使うことも何回かありましたが、メインはエギングでの使用。
秋はあまりやらないので、春イカメインでした。
■ダイワ 07 ルビアス 2506W ダブルハンドル
軽さが売りの「ルビアス」シリーズ。
「初代ルビアス」がマグネシウムボディだったのに対し、
この「07 ルビアス」ではザイオン(カーボン)製ボディ&ローターになりました。
<スペック>
●自重:215g
●ギヤー比:4.8:1
●最大ドラグ力:3kg
●巻取長さ:71cm
●巻糸量:6lb-100m(PE0.8号-140m)
●ボールベアリング数:7個
●ハンドルノブタイプ:I型
製造国は、Made in Thailand タイ製です。
以下、各部詳細とインプレ。
▼ベール&スプール周り
ラインローラーは標準で1BB、カラーをベアリングに替えることで2BB仕様になります。
これが発売された頃ちょっとした話題になっていましたが、
ハンドルを回してもベールは返らない(戻らない)仕様となっています。
▼ダブルハンドル
ねじ込み式のダブルハンドル。
ノブは各2BBの4BB仕様にベアリングを増設可能です。
オプションの「RCS ダブルハンドル」が4BBに出来ないクソ仕様だったので、
代わりにこれを取り寄せた方も多いのではないでしょうか。
反対側にはリールスタンドが取付可能です。
写真のリールスタンドはシマノのアオリスタンド。
ルビアスのカラーとマッチし、まるで純正品のようです。
<各重量>
▼本体重量
総重量:約210g
(諸事情によりノブにベアリングが入っていません)
▼スプール重量
自重30g
エアスプールなので軽いですね。
▼ローター重量
自重34g
ザイオン製ローター。
「12 ルビアス」がDS4(強化樹脂)製のエアローターなので、
こっちの方がなんとなく良さそう。
▼ハンドル重量
自重30g
ダブルハンドルとしてはそこまで重くない方だと思います。
▼付属品
・箱
・取扱説明書
・リール袋
・スプール調整ワッシャー
こんな安っぽい袋ならいっそ要りません。
<インプレ>
エギングでの使用感ですが、春イカ一シーズンでややガタがきました。
ガタと言ってもギヤの方ではなく、メインシャフトがブレているのか、
スプールがブレてオシュレートがやや不安定に。
自分はあまり強くシャクる方ではないのですが、
それでもリールにはけっこうな負担が掛かるようです。
耐久性はお世辞にもあるとは言えないでしょう。
巻き心地はベタな言い方をするとシルキー、悪く言えば軽いだけ、スカスカとしたフィーリング。
当たり個体を引いたようで、これのインプレでよく聞くシャリシャリ感は今のところありません。
ライントラブルについては、ラインを巻き過ぎたことによるトラブル以外
ほとんどありませんでした。
その他、ベールの不具合なども今のところはなし。
春イカの場合、朝マヅメの1時間ほどしか釣りをしないので軽さの恩恵はあまり感じず、
どちらかと言えば耐久性の低さが目立つ結果となりました。
安っぽい、地味だなと思っていたデザインも近年の派手目なリールと見ていると、
これはこれでシンプルで良いんじゃないかと思うようになり、けっこう気に入っています。
▼参考サイト
TAKE’S REEL ROOM – 「07 ルビアス」
主にリールについての記事を雑誌に寄稿しているライターさんのサイト。
ド素人のインプレなんかより遥かに勉強になります。
▼関連記事
・「ダイワ 07 ルビアス 2004 2506W ベアリング増設 Part1」
・「ダイワ 07 ルビアス 2004 2506W ベアリング増設 Part2」