「13 セルテート 2004CH」のエアローターの重量を測ろうと、
分解した際にローターが外しにくく、手間取ったので参考までに取り外し方法を紹介します。
マグシールド搭載リールは、これしか所有しておりませんので、
他のマグシールド機も同様の形状をしているのかは分かりません。
<分解手順>
留め具(スプールメタルリング)をマイナスの精密ドライバーなどで外します。
吹っ飛ばして無くさないように注意。
留め具を外せば、メタルカラー(BB)、ワッシャー、クリックホルダーが外せます。
ただ引き抜くだけです。
先ほど使ったマイナスドライバーでスプールメタルに刺さっているピンを押し出します。
ピンを抜くことでスプールメタルが外せるようになります。
ここまでは問題ありません。
問題はここから。
セルテートのローターは、掘りが深く、ローターを固定しているナットも薄くなっています。
ベイトリールのハンドルを固定しているナットを外すのに使っている、
10/12mmのスパナを使って外そうとしたのですが、
ローターの掘りが深く、ナットが薄いので、スパナでは十分な接地面積が得られません。
このまま強引に緩ませようとしてしまうと、ナットを歪めてしまいます。
ちなみに従来のリール(07 ルビアス)はこのようになっており、スパナでも簡単に外せました。
段差もなく、ナットも厚いのでスパナが適切に使えます。
スパナは使えないことが分かったので代用品を探しました。
代わりのツールがこちら。
「メガネレンチ」12mm
ストレートのものではなくて、クランク?形状のタイプです。
わざわざこのためだけにホームセンターで買って来ました。^^;
ローターに干渉することなく、ナットにぴったりと嵌りました。
回す前にナット横のネジを外し、左に回します。
これでようやくローターを外すことが出来ました。
以上、分解する必要はまったくありませんので、参考までに。