エギに限らず、なかなかコレといったものが見つからないルアーの収納ケース。
せいぜい20本ほどしか持っていませんが、これだけでもケースに悩まされました。
これまで試してみたのはこの3種のケース。
・ダイワ エメラルダス エギホルダー (B)
・メイホウ リバーシブル 145
・メイホウ バーサス エギストッカー VW-ES2051
以下、各エギケースのインプレ。
■ダイワ エメラルダス エギホルダー M
「LW」、「L」、「M」、「S」の4種類があり、使ってみたのはMサイズ。
商品説明には収納可能本数しか記載されていませんが、
Mサイズには3号までのエギしか入りません。
よって秋用として使っていました。
このケースはフォームのスリットにシンカーを挿してエギを固定します。
ある程度はしっかりと固定されるのですが、
シンカーに厚みがあるとスリットが拡がり抜けやすくなってしまいます。
いつの間にかケースの中でグチャグチャになっていることがしばしば・・・。
また、洗うようには作られていないので、(洗えないわけではありません)
海水で濡れたままのエギを戻すのに少し抵抗があります。
■メイホウ リバーシブル 145
「85」、「100」、「145」、「165」の4種があり、145をメインに使っています。
「100」は3号、「145」は3.5号、「165」は4号までのエギが入ります。
一番よく使っていたのがこのケース。
あまり本数は入りませんが、取り出しやすく、
水抜きダクトがあるので釣行後の水洗いも楽々です。
構造上、スリットにシンカーが収まらないものは浮いてしまって収納できません。
便利ですが、最近のエギに多い独特な形状をしているシンカーには対応しません。
■メイホウ バーサス VW-ES2051 エギストッカー
最近買ったみたケース。
「VW-ES2050」、「VW-ES2051」、「VW-ES2052」の3つがあり、
2050は2.5号まで、2051は3.5号、2052は4号までのエギが収納できます。
蓋(カバー)がスライド開閉式になっており、蓋を開けたままバッグに収納可能。
そのため、一々バッグからケースを取り出す必要がなくなり、
エギの交換がよりスムーズに行えます。
水抜き穴もあり、一見便利そうではありますが、
個別のスペースがエギのサイズギリギリでちょっと狭いです。
ボディ、シンカーの形状によっては、取り出しにくい、
収納できないといったエギもあります。
これら3つを比較すると、主な違いは対応エギとメンテ性。
「エギホルダー」は大抵のエギを収納できますが、メンテ(水洗い)がやりにくく、
「リバーシブル」、「エギストッカー」は水洗いはやりやすいですが、
一部収納できないエギが存在します。
エギングブームと共に爆発的に増えたエギの種類。
種類が豊富なのは良いことなのでしょうが、ケースに収まらないのはちょっと。
収納のネックになるのがシンカーの形状&厚み。
手持ちのエギで特にケースを選ぶのが、
ヤマシタの「エギ王Q Live」以降のエギ。(「エギ王 K」など)
これらはシンカーに厚みがあるので、一部のケースに収納することが出来ません。
(上記のリバーシブルなど)
以前は安価なこともあって「エギ王Q」シリーズを好んで購入していましたが、
シンカーの形状がこうなってから買わなくなりました。
そういう訳でエギケースに難なく収納できることがエギの選定のポイントになっています。
▼適合サイズ:~2.5号
▼適合サイズ:2.5~3.5号
▼適合サイズ:3~4号