先日の釣行で誤って折ってしまった、メジャークラフト 「ファインテール FTS-382UL」。
ロッドを折ったのは今回が初めて。
メジャークラフトは折れやすいといったネガティブな声を耳にしますが、今回の破損原因は明らかに自分の誤った使い道によるものです。
ただし、安価なロッド=丈夫みたいなイメージはメジャークラフトには当てはまらないようです。
(ヤバイと感じる前に呆気なく折れた感じ)
極端なショートレングスの分、ジョイント付近に掛かる負荷が高いのでしょうか。
破損部をチェック
破損部を見てみます。
バット・ジョイント部分で折れるパターンとしてありがちなティップ側ではなく、グリップ側が折れています。
ちょうど補強のスレッド・エポキシの後端部分から折れていますね。
印籠継ぎの要領でここをバラして刺し直せばまた使えそうな気もしますが、また折れそうなので気がするのでパス。
そもそもトップ側も折れているロッドなので、さすがにツギハギだらけのロッドになってしまいます。
再利用できるところは・・・
無傷で再利用可能なのは、ガイドとグリップ一式。
安価ながらウッドシート&コルクグリップを採用している「ファインテール」シリーズ。
このロッドで一番金の掛かっていそうな部位です。
この価格帯でこのタイプのグリップを採用しているのはメジャークラフトくらいなので、これだけでも購入の決め手になるでしょう。
ウッドシートは種類が少なく、価格も高いので、単品で揃えようとする地味に良い値段がします。
ヤフオクで折れたファインテール ベイトモデルのグリップ部分が出品されていたことがあり、確か4,000円ほどで落札されていたことがありました。
あれはベイトモデルのトリガータイプということが大きかったと思いますが、それでも2,3千円はするでしょう。
このグリップを再利用しない手はありません。
まだ構想段階ですが、これに適当なブランクを挿して新しくスピニングのショートロッドを作ってみるつもりです。
品薄な「FTS-382UL」 代わりになりそうなロッドは?
2017年現在、一応現行らしい「ファインテール」シリーズですが、一部品薄なモデルが存在します。
スピニングモデルで最短のこの「FTS-382UL」もその一つ。
同様にこの38ベースのベイトモデルとマルチピース(4P)モデルも元々の生産数が少ないのか品薄となっています。
マニアックなスペックのロッドだけに欲しいと思っている方はまだまだいるはず。
そんな方にぜひチェックしてほしいのが、フルモデルチェンジした新しい「トラウティーノ」シリーズ。
この中に「TTS-382UL」というほとんど同じスペックのものがラインナップにあります。
(ベイトモデルもあり、4Pは今のところありません)
グリップの見た目が違いますが、同じ木製シート&コルクグリップ。
個人的にこちらの方が見た目好みです。