今度は大型スピニングリール。
アルミマシンカットタフデジギア搭載のダイワ 「ブラスト LT」。
アルミ製ギア&ボディのコスパに優れたライトジギング・ショアジギングリールとなっています。
高剛性SWスピニング ダイワ ブラスト LT
ソルトアングラー待望!衝撃の軽さで圧倒する高剛性SWスピニング「BLAST」
近海域でのライトジギングやキャスティングゲーム、ショアからのショアジギゲーム、スーパーライトジギングなど幅広く対応。SWシーンで活躍する高剛性LTスピニング。
■高強度アルミハウジング
■パワフルに!そして快適に。『アルミマシンカットタフデジギア』搭載
■パワーライトノブを標準装備。
ショア・オフショアでの使用感にこだわったハンドルセッティング
ベースは15フリームス・17エクセラーのアルミボディ
ボディは汎用スピニングリール 「15 フリームス」・「17 エクセラー」のアルミボディのようです。
ローターはDS4製のエアローター。
マグシールド、ATDはもちろんのこと、LTコンセプトモデルということで大口径ドラグノブ、LC-ABSを採用しています。
ハンドルがねじ込み式なのか、供回り式なのかが気になるところ。
ベース機は供回り式でしたがカタログ写真を見るとねじ込み式に見えなくもない?
『アルミマシンカットタフデジギア』搭載
初出の「アルミマシンカットタフデジギア」。
今のところ「タフデジギア」はイグジスト以外亜鉛でしたが、このリールに搭載されるタフデジギアはアルミ製。
この価格帯の大型リールに採用されたギア材質はこれまで亜鉛止まりだったので、耐久性に優れたアルミ製ギアの採用はこのモデルが初となります。(未確認)
ラインナップ・スペック
品名 | 巻取り長さ | ギア比 | 自重 | 巻糸量(PE) | ハンドル長 | 本体価格 |
LT4000-CH | 89cm | 5.6 | 270g | 1.5号-200m | 60mm | 28,000円 |
LT4000-CXH | 99cm | 6.2 | 270g | 1.5号-200m | 60mm | 28,000円 |
LT5000D-CXH | 105cm | 6.2 | 285g | 2.5号-300m | 60mm | 28,500円 |
LT6000D | 92cm | 5.1 | 370g | 3号-300m | 65mm | 29,000円 |
LT6000D-H | 101cm | 5.7 | 370g | 3号-300m | 65mm | 29,000円 |
<共通スペック>
最大ドラグ力:12kg
ベアリング:6/1
前モデルから大幅な軽量化 番手サイズに注意
前モデル?にあたる「17 ブラスト」と単純に比較すると、重量が145~250gも軽量化されています。
ただし、これはLTコンセプトにサイズ表記・リールサイズが変更されたことが大きく、LT機は同程度のスプールサイズを基準にすると、全体的に従来機より小型化されています。
そもそもとしてフリームス・エクセラーのアルミボディは4000番までしかなく、これらを流用しているとなると最大サイズであるLT6000で従来の4000番ボディ相当。
LT6000番と旧4000番の重量を比較すると、約35gの軽量化となります。
アルミ製ギア&ボディのコスパに優れた近海ライトジギング・ショアジギングリール
「アルミマシンカットタフデジギア」が採用され、耐久性に優れた大型スピニングリールのコスパモデル。
LT-ライト&タフの名に恥じないスペックですが、サイズには要注意です。
ブラストLTの最大サイズであるLT6000番で従来機の4000番相当。
“大型スピニングリール” の域に達していません。
商品説明にもある通り、「近海域でのライトジギングやキャスティングゲーム、ショアからのショアジギゲーム、スーパーライトジギング」用です。
「17 ブラスト」にあった4500・5000番相当のサイズは、この「ブラスト LT」にはありません。
大型スピニングリールといっている割には汎用リールと同じサイズまでしかないなので、「18 カルディア LT」や「18 フリームス LT」のような樹脂製ボディのリールでは耐久性に不安という方におすすめのリールです。
ガチなジギング以外にはちょうど良いスペック。
この手のジャンルはシマノの方が優秀でしたが、ダイワ派ならこのリールも悪くありません。
ライトなショアジギングならLT6000番がオススメです。
4000、5000番は従来機で3000番相当となります。