10日にシマノの新製品情報が解禁されました。(公式サイトが重いです)

10日は最低限の情報だけでしたが、11日になって解説が充実。

アンタレスの製品ページも賑やかになりました。

というわけで、まずは「NEW 19 アンタレス」から紹介。

新型マグナムライトスプールⅢを採用し、Φ37mmからΦ34mmへスプールの小口径化&ナロー化。

キャスタビリティの大幅な向上が期待できます。



SHIMANO 19 NEW ANTARES アンタレス

遠投も、アキュラシーキャストも意のままに。
“キャストキング”が魅せる、新たなる飛びの世界。

瞬時に回転が立ち上がり、どこまでも伸びる爽快なキャストフィールを実現する、最新鋭マグナムライトスプールⅢを搭載。サイレントチューンとS3Dスプールにより、スプール回転時の振動を徹底的に排除し、その性能を最大限発揮。低弾道キャストも意のままに決まります。左右非対称のアシンメトリーデザインを採用したコンパクトなフルメタルHAGANEボディは、高剛性化とともにパーミング時のフィット感も向上。さらに、シルキーな巻きごこちを実現するマイクロモジュールギアを搭載。幅広いウェイトに対応し、ショートキャストから遠投までこなせるバーサタイルモデルの最高峰です。

アンタレス[ANTARES]|シマノ -SHIMANO-



【MGLスプールⅢ】 「立ち上がり」と「伸び」のレベルが違う 【ナロー化】

モデルチェンジされた「NEWアンタレス」。

最大の特徴が新型マグナムライトスプールⅢの採用に、スプールの小口径化、及びナロー化

従来の重いルアー向けから、軽めのルアー向けへと路線変更?



マグナムライトスプールⅢ

シマノ製バス用ベイトリールのスプール幅は22㎜を標準としているが、NEWアンタレスに採用されるマグナムライトスプールⅢは、そこからさらに3㎜幅を詰めた独自のナロー形状となっている。これは材質を薄肉化して慣性低減を図ったマグナムライトスプールⅢの長所をさらに引き出すための変更で、クイックな回転の立ち上がりと、最後の最後までライン放出が続く、圧倒的な後伸びの良さに貢献している。どこまでも抜けていく爽快な伸びは従来モデルを遥かに上回り、一度キャストすればその違いを誰もが体感できるレベルに到達している。

初代マグナムライトスプール、第二世代マグナムライトスプールと進化を遂げ、その第三世代として誕生したのが、最新鋭マグナムライトスプールⅢ。スプールのさらなる薄肉化に挑み、耐久性を損ねることなく大幅な低慣性化を実現している。さらに、NEWアンタレスに搭載されるスプールは、34㎜の外径に対し、幅19㎜のナロー(幅狭)形状とすることで、第二世代マグナムライトスプール比で約15%もの低慣性化を達成。従来を遥かに上回る軽やかな立ち上がりと、さらなる飛距離の伸び、そしてトラブルレス性能の大幅な向上を実現している。



スプール幅のナロー化

シマノ製バス用ベイトリールのスプール幅は22㎜を標準としているが、NEWアンタレスに採用されるマグナムライトスプールⅢは、そこからさらに3㎜幅を詰めた独自のナロー形状となっている。これは材質を薄肉化して慣性低減を図ったマグナムライトスプールⅢの長所をさらに引き出すための変更で、クイックな回転の立ち上がりと、最後の最後までライン放出が続く、圧倒的な後伸びの良さに貢献している。どこまでも抜けていく爽快な伸びは従来モデルを遥かに上回り、一度キャストすればその違いを誰もが体感できるレベルに到達している。



Φ37mmからΦ34mmへ

これまでアンタレスのスプール径はΦ37mmが標準でしたが、NEWアンタレスはΦ34mmへと小口径化されています。

Φ34mmのアンタレスといえば2003年に発売された「アンタレスAR」。

当時としてはあまり需要がなかったのか、こんなのアンタレスじゃない的な声があったのか、その後はまた37Φに戻り、2019年になって再びスタンダードな34Φへ。

Φ37mmからΦ34mmへの3ミリもの小口径化、これだけでもスプールの立ち上がりは段違いに早くなることでしょう。



サイレントチューン 遠心ブレーキシステム SVS∞

その他、スプール関連として、スプール精度を格段に向上させたS3Dスプールに、ベアリングのガタつきを低減させるサイレントチューンを採用。

ブレーキシステムはもちろん遠心ブレーキのSVS∞(インフィニティ)

内部のブレーキシューを4個オンにしておけば外部ダイヤルの調整のみでほとんどのシチュエーションに対応できるブレーキ調整幅を実現しています。



HAGANEボディ&マイクロモジュールギア

ボディは高剛性のハガネボディに、お馴染みのマイクロモジュールギアを搭載しています。



高剛性HAGANEボディ 【淡水専用】

ボディはもちろんHAGANEボディ

重量からこれまでのアンタレスと同じくマグネシウム製と思われます。

メッキのためか、前モデル同様に淡水専用

その他、冷間鍛造ハンドルなる如何にも強そうなハンドルも採用しています。



マイクロモジュールギア

超小型精密ギアと精巧なボディハウジングにより、かつて体験したことのない“シルキー”な巻きごこちを実現。従来ギアとの振動比較においても振動レベルは半分以下(当社比)、またかみ合う歯数が増えたことにより従来ギアを凌ぐ強度も確保。滑らかなフィーリングと強さを両立したシマノ独自のギアシステムです。超小型精密ギアと精巧なボディハウジングにより、かつて体験したことのない“シルキー”な巻きごこちを実現。従来ギアとの振動比較においても振動レベルは半分以下(当社比)、またかみ合う歯数が増えたことにより従来ギアを凌ぐ強度も確保。滑らかなフィーリングと強さを両立したシマノ独自のギアシステムです。

“シルキー”な巻き心地を実現するお馴染みのギアを搭載。



ラインナップ、スペック

ラインナップは、ノーマルギアにハイギア、左右ハンドルの計4機種。



<ラインナップ>

品番 ギア比 最大巻上長
RIGHT 6.2 66cm
LEFT 6.2 66cm
HG RIGHT 7.4 79cm
HG LEFT 7.4 79cm

<共通スペック>

最大ドラグ力 5.0kg
自重 220g
スプール寸法 Φ34mm/幅19mm
糸巻量(ナイロン) 12lb-100m
ハンドル長 42mm
ベアリング数 10/1
本体価格 58,000円

スプールの小口径化&ナロー化のためか、ラインキャパが少なめとなっています。



Φ37mmからΦ34mmへ 実質アンタレスMGL

従来のΦ37mmからΦ34mmへ。

搭載しているスプールからして、実質「アンタレスMGL」とした方が分かりやすいような。

アンタレスといえば村田基さんですが、そのスペックからかどうもこのアンタレスには関わっていなさそうですね。

その他、ためになるインプレはこちらの黒田さんのインプレをどうぞ。

19アンタレス インプレッション | 黒田健史の「いろはにほへと」



長くなってしまいましたが、正直バサーではない自分には縁のないリールです。^^;