カルコンDCが10年ぶりのモデルチェンジ。
14カルコンをベースとしたDCモデル 「19 NEW カルカッタコンクエスト DC」。
NEWマグナムライトスプールを搭載し、DCブレーキシステムはI-DC5を採用。
目新しさはないものの、ベースリールがアップグレードされ、基本スペックは底上げされています。
SHIMANO 19 CALCUTTA CONQUEST DC
際立つ強靱さ、遠投力、対バックラッシュ性能。
パワフルかつクリアな巻き上げがマキモノを征す!W(ウインド)モード付きI-DC5の搭載により、強風への対応力を強化。空気抵抗の大きいマキモノ系ルアーも強風下で楽に遠投できます。軽く立ち上がり、低弾道で伸びやかな飛びを実現するマグナムライトスプールとの相乗効果でキャスタビリティもアップ。高剛性の冷間鍛造ボディに組み込まれたマイクロモジュールギアはローノイズで滑らかな巻きごこちを実現。NEWローラークラッチによって回転抵抗が低減され、巻き上げパワーにさらなる磨きがかかりました。
※RIGHTモデルは2019年3月、 LEFTモデルは5月発売予定
カルカッタ コンクエスト DC[CALCUTTA CONQUEST DC]|シマノ -SHIMANO-
【DCブレーキ】 I-DC5
N(ナイロン)、F(フロロ)、PEの3モード内部ダイアルに加え、5段階の外部ダイアルでセレクト。カルカッタコンクエストDCには、強風時に対応するW(ウインド)モードを設定。バックラッシュを抑え、適切なブレーキを実現します。
DCブレーキシステムは、アンタレスDC系に採用されている最新の「4×8DC」ではなく、従来の「I-DC5」。
ここに少しがっかりされる方が多いようです。
第二世代のマグナムライトスプールを搭載
第二世代マグナムライトスプールでは、これまで技術的に難しいとされてきたスプール側面への穴開けに成功。当社比で慣性モーメントの約10%※ダウンを達成し、大幅な飛距離アップを実現しました。
※初代マグナムライトスプール比
スプールは第2世代のNEWマグナムライトスプールを採用しています。
最新となる第3世代のマグナムライトローターⅢは現時点で「19アンタレス」のみ。
ラインナップ・スペック
ラインナップはシンプルにギア比1種の200番のみ。
ラインキャパ:ナイロン 20lb-100m、ギア比:4.8の現在ではローギア(パワーギア)相当のみとなります。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | スプール寸法 | 糸巻量 | 最大巻上長 | ハンドル長 | ベアリング | 本体価格 |
200 RIGHT | 4.8 | 6.0kg | 260g | 38φ/22mm | 20lb-100m | 57cm | 42mm | 12/1 | 69,000円 |
201 LEFT | 4.8 | 6.0kg | 260g | 38φ/22mm | 20lb-100m | 57cm | 42mm | 12/1 | 69,000円 |
待望のモデルチェンジ 基本性能が底上げされたNEWカルコンDC
調べてみると、前モデルのカルコンDC200番が発売されたのが2009年。
ベースとなるカルカッタコンクエストが2014年にモデルチェンジされ、2019年にようやくこのDCモデルが登場。
なんと10年ぶりのモデルチェンジとなります。
肝心のスペックは、正直言って2019年発売のNEWリールの割にはいたって地味。
昨年(2018年)に十分出せたのではといったものです。
とはいえ、ベースモデルがアップグレードされ、基本スペックは底上げされています。
カルコンDCのモデルチェンジを待ち望んでいた方には十分なリールなのではないでしょうか。