モデルチェンジされたシマノ 「NEW 19 ストラディック」。

関連記事:大幅な進化を果たした シマノ NEW 19 ストラディック



前モデル「15 ストラディック」とスペックを比較してみました。

最新のテクノロジーを採用しただけでなく、一部機種は重量も軽くなっています。



前モデル 15 ストラディックとのスペック比較

新型の「19 ストラディック」と旧型の「15 ストラディック」のスペックを比較してみます。



最新のテクノロジーを惜しみなく採用

ストラディック [STRADIC]|スピニングリール|リール|製品情報|シマノ -SHIMANO-



19ストラディックでは最新のテクノロジーを惜しみなく採用。

従来機にも採用されていたX-SHIP、ワンピースベール、ねじ込み式ハンドルなどももちろん採用しています。

また、ハンドルは緩めた際の折りたたみ機構がなくなり、一体型に。

前のモデルでもガタは感じなかったものの、よりあそびのないものとなっています。



防水機構はXプロテクトにアップグレードされ、HAGANEギアもバージョンアップ。

C3000以上のモデルではカーボンクロスドラグワッシャーを採用し、耐久性に優れたよりタフなリールとなっています。


最大で25グラム、平均して約10グラムの軽量化

モデルチェンジに伴い、本体重量も少し軽くなっています。

サイズ 15 ストラディック 19 ストラディック 増減値
1000-C2000 200g 185g -15g
2500-C3000 230g 220-225g -5~-10g
3000 250g 245g -5g
4000 275~285g※ 280g -5~+5g※
C5000 320g 295g -25g

※4000番台は糸巻量(溝の深さ)で重量に幅があります。

2500-C3000番の5グラム差はハンドルノブ形状の差でしょうか。(I字とT字)



最大でC5000の25グラム、1000-C2000は15グラム、平均して約10グラム軽くなっています。

軽量化の要因は現時点で不明。

何か一点が軽量化されたのではなく、複数の部位が少し軽くなっているのでしょう。



C5000はもちろんのこと、特に小型の1000-C2000が200グラムを切ったのは大きいと思います。

前モデルではあえて重めの1000-C2000を選ぶメリットがありませんでしたが、200グラムを切ったのなら重量面で許容範囲内。

シンプルなシルバーベースのリールは何にでも合い、特にトラウトロッドと相性が良いように思います。

コアソリッドシリーズのしっかりとした巻き感も用途によっては悪くありません。



価格は1,000円ほどアップ

価格は15ストラが24,700~26,800円だったのに対し、19ストラは25,500~28,500円。

1,000円ほどの値上げとなっています。

これだけスペックアップしたのですから特に気にならない値上げ幅でしょう。