個人的に好きなスピニングリールのダブルハンドル。

エギングなどで定番の90ミリのダブルハンドルを比較してみました。

07ルビアスの旧型と、20ルビアスの新型ハンドルで驚くべき重量差が・・・

【ルビアス】 07-20年モデルの90mmダブルハンドルを比較

07 ルビアス 2506W

20 ルビアス LT2500S-DH

年式の異なるルビアスの90mmダブルハンドル。

自分はダブルハンドルモデルが好きで、特にルビアスのような軽量モデルは必ずダブルハンドルの2500番を選んでいます。

ノブ交換をしていて気になっていたので現行のダブルハンドルがどれだけ進化したのか比較してみました。

【形状】 軸が細く、スカート部がスマートに

左が「07 ルビアス 2506W」の90mmダブルハンドル。(以下、旧型と呼称)

初採用がどのモデルかは不明ですが、ねじ込み式の90mmダブルハンドルとして広く採用されてきました。
(年式で若干の違いはあります)

右が「20 ルビアス LT2500S-DH」の90mmダブルハンドル。(以下、新型と呼称)

17セオリーで初採用された軽量・細軸の新型です。

ちなみに12年式ルビアスにはダブルハンドルモデルなし。
(欲しけりゃエメラルダス買えってことなのでしょうか)

15年式にはダブルハンドルモデルが復活し、07年式(旧型)とほとんど同じタイプ※の色違いです。

※シャフト軸、またはスカートの長さが異なるようです。

こうして改めて比較してみると、軸の太さ、スカートの大きさにハンドルのクランク具合?が大きく異なるのが分かります。

ノブシャフトの材質は、07年モデル(旧型)はステンレス、20年モデル(新型)はアルミ製でしょうか。



新型ではスッキリとしたスカート部分。

改めてみると旧型のスカート部はこんなに大きい必要性があったのでしょうか。

【自重】 11グラムもの軽量化を実現

旧型:30.5g

新型:19.5g

重量差はなんと11グラム

材質、形状が見直され、かなりの軽量化が図られています。

【互換性】 相互に互換性はあるものの、隙間が空く場合もあり

リアルフォー(RCS)にLTコンセプト。

NEWコンセプトで仕様が変わったものもありますが、基本的にハンドルはねじ込み式なら相互に互換性があります。

ただし、気をつけておきたいのが組み合わせによってリール本体とハンドルとの間に隙間ができてしまうものがあります。

こちらは20ルビアスに旧型ダブルハンドルの組み合わせ。

リール本体とハンドル(スカート)の間に水が侵入しやすそうな隙間が空いてしまっています。

リール側にパッキングが嵌め込まれているため、防水性は問題ないかと思われますが、まぁ気になる方は気になることでしょう。



次に07ルビアスに新型ダブルハンドルの組み合わせ。

こちらは気になるほどの隙間はなく、意外とぴったり。

干渉しているような感じもありません。

ライトゲームやエギングにオススメのダブルハンドル

シングルハンドルと比べて、

ブレのない安定したリトリーブがやりやすい

ハンドルの重さで勝手に回らない

といったメリットのあるダブルハンドル。

前者はアジング、メバリング、エリアトラウトといったライトゲーム全般に、後者はエギングで特に有利に働きます。

2500番はラインナップにダブルハンドルモデルが設定されているものもありますが、2000番以下にいたっては標準でダブルハンドルのものは現行で存在しないはず。

基本的にダブルハンドルは、オプション、カスタムで追加することがほとんどでしょう。

メーカー純正のものとしては、SLP WORKSから上と同じ仕様(色違い)の90mmダブルハンドルが販売されています。

こちらはライトゲーム全般に最適なバランスの良い75mmモデル。

より巻き感度アップに特化したマニアックなショートレングスの65mmモデル。