海外では既に販売されているタトゥーラの大型サイズ「TATULA 300」が日本でも発売。

新設計思想「HYPERDRIVE DESIGN」を採用し、海外モデルにはない400番も追加された「21 タトゥーラ 300/400」。

太糸でのビッグベイト、ソルト対応ということで青物用としても期待されているリールです。

DAIWA 21 TATULA TW 300/400 特徴とスペック

Toughness & Durability! 待望のヘビーライン対応TWS搭載機。ビッグベイト・ジャイアントベイトでのモンスター狙いに。ソルトにも対応。

「HYPERDRIVE DESIGN」による初期性能が長く続くことを目指した設計思想の次世代ベイトリールとして、グローバルモデルTATULAシリーズに最新テクノロジーを搭載したNEWサイズモデルが登場。

DAIWA : TATULA TW 300/400 – Web site

US DAIWA TATULA 300が日本でも発売

US DAIWAで販売されている「TATULA 300」。

20lb以上の太糸を扱う釣りを想定したTWS搭載リールです。

今回、既存の300番の他にラインキャパ違いの400が追加され、日本国内でも発売されることとなりました。

パワーゲームに適した高剛性アルミフレームボディ

「タトゥーラ 300/400」は、パワーゲームに適したアルミ製メタルボディ

後述のHYPER ARMED HOUSING (AL)を読む限り、金属なのはメインフレームとギア側サイドプレートのみでフルメタルボディではないようです。

また、製品ページの写真を見比べる限り、300と400でボディサイズが若干異なり、400の方が幅広となっているようです。

圧倒的なラインキャパを誇るφ43mmスプール

スプールは圧倒的なラインキャパを誇るφ43mmの深溝スプール

ラインキャパは300番で25lb-145m、400番で30lb-140m。

これにPEラインを巻くととんでもない巻量となります。

300と400でスプール幅が異なるようなので互換性はなさそうです。

マグネットブレーキが搭載されているはずですが、詳細は不明。

仕様からいって「マグフォース(固定マグ)」か「マグフォースZ」が有力です。

110mmのアルミロングハンドルにドラグはUTD

ハンドルは110mmのアルミ製ロングハンドル

力の入れやすいよう、ハンドルノブはやや幅広なタイプを採用しています。

ドラグは、UTD(アルティメット・トーナメントドラグ)となります。

パーフェクトダブルストッパー

■PERFECT DOUBLE STOPPER[パーフェクトダブルストッパー]
通常のストッパー(ワンウェイクラッチ)の他にメカ式のストッパーを搭載し、いざという時のストッパー逆転でも釣りを継続できる。

主にジギング用のリールに採用されている機構。

ワンウェイクラッチとストッパーの2段構えで最悪の事態に備えています。

【ラインナップ】 300番と400番に2種のギア比で計8機種

ラインナップは、ラインキャパ・ボディサイズ違いの300番と400番に各2種のギア、左右ハンドルで計8機種。

品名 ギア比 巻取り長さ 自重 最大ドラグ力 標準巻糸量(ナイロン) 標準巻糸量(PE) スプール径 ハンドル長さ ベアリング 本体価格
300/300L 6.3 85cm 325g 13kg 20lb-185m

25lb-145m

3号-285m

5号-160m

φ43mm 110mm 7/1 37,000円
300XH/300XHL 8.1 109cm 325g 11kg 20lb-185m

25lb-145m

3号-285m

5号-160m

φ43mm 110mm 7/1 37,000円
400/400L 6.3 85cm 335g 13kg 25lb-180m

30lb-140m

5号-215m

6号-180m

φ43mm 110mm 7/1 38,500円
400H/400HL 7.1 95cm 335g 13kg 25lb-180m

30lb-140m

5号-215m

6号-180m

φ43mm 110mm 7/1 38,500円

<ギア比>
・300(無印:ノーマルギア、XH:エクストラハイギア)

・400(無印:ノーマルギア、H:ハイギア)

XHモデルは最大ドラグ力が他より弱い点に留意。(13kg→11kg)

400番は300番よりやや幅広となっているため、重量が10グラム重くなっています。




次世代両軸ベイトリールテクノロジー HYPERDRIVEデザイン

「アルファスSV TW」、この「ジリオンSV TW」、「スティーズ LTD SV TW」などと合わせて新規採用された次世代ベイトリールのNEWコンセプト。

初期性能が長く続くことを目指した設計思想

『HYPERDRIVE DESIGN』

強く、軽く、滑らかに。

DAIWA両軸リールの真・未来基準

スピニングリールの「LTコンセプト」に続き、ベイトリールにもNEWコンセプトが登場しました。

いずれも既存技術に名前を付けただけ感がありますが、とりあえず要となっている駆動系と耐久系の4要素をチェックしていきます。

ハイパードライブデジギア

■HYPERDRIVE DIGIGEAR
強く滑らかな回転が持続し続けることを追求したベイト(両軸)リールにおける新設計のギアシステム。 耐久性に直結するギアの歯のモジュール(大きさ)は小さくせず噛合い率アップを達成し、 初期の滑らかさが長く続くことを実現させたDAIWA独自のテクノロジー。

これが事実上の新規技術でしょうか。

材質や製法が大きく変わったのではなく、ギアの精度・噛合い率が向上しているようです。

スピニングリールでいうところの「デジギアⅡ」→「タフデジギア」みたいなもので、 “ちょっとしたアップグレード” くらいなものと思われます。

ダイワはギアの詳細を公表しない傾向にあり、材質などは不明です。

ハイパーダブルサポート

■HYPER DOUBLE SUPPORT
滑らかさの持続と、巻きの強さ・軽さを実現した駆動サポートシステム。ピニオンギアの両端を2つのボールベアリングで高精度に支持することで、ハンドルからの入力を減衰せず、負荷が掛かった時でも力強く、軽く巻上げることを可能にした。

シマノでいうところの「X-SHIP」。

ダイワのスピードシャフト(シャフトレス)モデルは昔からこの仕様・構造を採用していますが、シャフトありの歴代タトゥーラシリーズはそうではありません。

直近の「20 タトゥーラSV TW」まで、ピニオンギアは1BB支持となっています。

この記述が正確なら、「21 タトゥーラ 300/400」で初のピニオンギア2BB支持構造となります。

ハイパーアームドハウジング(アルミ)

■HYPER ARMED HOUSING (AL)
内部構造を高剛性、高精度でしっかりと支え、精緻な巻き心地とパワーを生む筐体システム。要であるフレームに金属素材を用いることが必要条件で、サイドプレートやセットプレートとの組合せにより、基本性能をさらに長く発揮し続けることを可能にする。本シリーズでは、フレーム、ギア側サイドプレートにアルミニウム合金を採用。パワーゲームに対応したタフなハウジング仕様となっている。

これまで紹介した同じHYPERDRIVE DESIGNの「21 アルファスSV TW」、「21 ジリオンSV TW」は、メインフレーム、ギア側サイドプレート、セットプレートの3点が金属製のフルメタルボディでした。

それがこの「タトゥーラ 300/400」ではダイヤル側セットプレートの記述が見当たりません。

単なる記載漏れなのか、本当にセットプレート側は非金属なのか、せっかくの大型ベイトリールだけにここは金属であって欲しいところです。

ハイパータフクラッチ

■HYPER TOUGH CLUTCH
何千回、何万回でも摺動し続けるメリハリのきいたオン・オフ性能だけでなく、塩分濃度の高い海水域でも極めてトラブルの少ないクラッチシステム。 過酷なソルトシーンにおける固着修理件数を、当社比で既に99%削減する実績をもたらした、最先端の絶縁構造を誇る。

これは「T3」あたりから新規採用されるようになった「ソルトバリアタフクラッチ」、「タフ&リジッドクラッチシステム」のことかと思われます。
(もちろん何かしら改良されている可能性あり)

海水使用時の絶縁云々もありますが、従来のダイワ製ベイトリールのクラッチから耐久性が大幅に向上しました。

以前のものはクラッチが軽く押しやすいものの、半クラになりやすかったり、船釣りでクラッチを頻繁にON/OFFする使い方ではすぐにダメになることが多くありました。




タトゥーラの名を冠した別物ベイトリール

こちらのリール、タトゥーラという名を冠していますが、大型リールということもあって定価3万円後半とおよそタトゥーラらしからぬ価格帯のリールとなっています。

しかし、TWS搭載リールでこれまでなかったサイズ感ということを考えると決して割高というわけではなさそうです。

耐久性において、非スピードシャフトのタトゥーラで初のピニオンギア2BB支持というのも魅力ですね。

太糸でのビッグベイトが主な使用用途だと思われますが、巷では青物のキャスティングゲーム用も期待されているとか・・・。

発売は2021年1月予定。

既に予約を受け付けているショップもあるようです。