渓流デビュー（予定）のために、購入した渓流用ルアーロッド。
いずれはベイトロッド化するつもりで安いコレにしました。
（実売1万円ちょっと）
一度は渓流で使ってからインプレする予定でしたが、
その前にベイトロッドに改造することにしたので、今のうちにインプレしときます。
管釣りに2回使ったので未使用というわけではありません。
・7/25 夏の朽木渓流魚センター
・11/2 今シーズン初の通天湖
▼ダイワ ファントム NT 54UL
シンキングミノーをしっかり操れる先調子設計の本格的ネイティブトラウト専用モデル
カウンターバイトを弾かず、ヘッドシェイクをしなやかに吸収する繊細なティップと
魚のファイトを吸収し主導権を与えないテーパーバランスは、
ミノーを軽快に躍らせ、強い流れの中でもハードなトゥイッチングを可能にします。
ネジレを防ぐXトルク搭載により狭い空間でのピンポイント射ちから
渓流域でのロングキャストまで幅広く対応します。
パワー､操作性に革命をもたらすネジレ防止構造「Xトルク」
＜スペック＞
標準全長：163cm
継数：2本（逆並継ぎ）
標準自重：90g
先径：1.4mm、元径：7.4mm
適合ライン（ナイロン）：2-5lb
適合ルアーウェイト：2-6g
定価：オープン価格
Made in Vietnam
パワーアクション：UL（ウルトラライト）
テーパーアクション：ファースト
メーカーHPはこちら
▼ステンレスフレーム SiCガイド
最近主流のハイフレーム（高脚ガイド）を使用した「KRコンセプト」セッティングです。
ガイドリングサイズは、
トップ～
LGST 4
KTSG 4
KTSG 4
KTSG 4
KLSG 5.5M
KLSG 10H
KLSG 20H
～バット
と、なっています。
KRコンセプトなのでトップ～ティップのリング径が特に小さいです。
（俗にいう「マイクロガイド」）
小口径化によってラインのブレが抑えられ、キャスト精度の向上というメリットもありますが、
厳冬時はガイドが凍結しやすいという側面もあるので注意が必要です。
▼グリップ
いかにも渓流ロッドといったシンプルなグリップ（良い意味で）
フォアグリップの形状も指に馴染み、良い感じです。
グリップの長さ
リアグリップの長さは、リールフット中心部からグリップエンドまで16cm。
気になったのは、リールを固定するフォアグリップのアルミリング。
一般的なFuji製リールシートのナットにはリールフットを収める窪みがありますが、
これにはありません。
そのためリールをセットすると上の写真のように斜めになってしまいます。
なんかかっこ悪い・・・。
上記の形状のせいもあってか、通常以上に締め込む必要がありました。
アルミリングの内側は樹脂製で、リールの足を痛めにくくなっているようですが、
締め込むのに躊躇してしまいます。。
実釣では、フッキングの際にフォアグリップが回ってしまい、
イライラすることが何度かありました。
（まぁこれは締め込まない自分が悪いんですが）
それとカタログには「手触りのよい上質なコルクを採用」とありますが、
明らかにグレードがしょぼいです・・・。
下手すると見た目は「グレート鱒レンジャー」と変わらないレベル。
（もっとも鱒レンジャーは純粋なコルクではなく、ただのコルクテープが貼ってあるだけですが）
ブランクカラーは、渓流ロッドに多いグリーン。
室内では深緑っぽく見えますが、晴天時の屋外でははっきりと分かります。
その他、「トラウトワン エリアSP」のように外観上分かりませんが、
最近エントリーモデルにも採用されるようになったネジレを抑える「Xトルク」を地味に搭載。
最初手に持った時は、管釣り用のトラウトロッドに慣れていたこともあってか、
思ったより張りが強く、硬く感じました。
（UL~Lパワークラスのバスロッドといった感じ）
実際に使ってみると最初の印象ほど硬くは感じませんでしたが、
それでも管釣り用と比べれば硬めです。
長さについては、「410UL」とも迷いましたが、「54UL」がバランスよく正解でした。
操作性の方は、管釣りでミノー用に使いましたが、ロッドの長さも相まって操作性は良い感じ。
（使用ミノーは、スミス パニッシュ 70F 3.7g）
総評として、ロッドのアクション自体に不満はないものの、思わぬグリップが残念でした。
このリールシートのようなフード形状はやめて欲しいものです。
ダイワ(Daiwa) ファントム ＮＴ ５４ＵＬ
ミノーをしっかり操れる先調子設計の本格的ネイティブトラウト専用モデル
ルアー：2-6g ライン：2-5lb
定価：オープン価格↓
ナチュラム価格：10,600円（税込11,130円） + 318ポイント
※2013年12月12日現在
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